千歳船橋教室、火曜日担当の里山です。
『ちとふな』教室、今日も初級クラス、中級クラス、みんな頑張りました!
●少年初級クラス
稽古前に子供たちと、小学校でのプールの話になりました。
スイミングに通っている子も多いようで、低学年でもバタフライで50メートル泳げる子もいて、
「凄いね。先生の子供の頃、1,2年生でバタフライ泳げる子、ほとんどいなかったけど。」
と言うと、各々が、
「簡単じゃん!」
「平泳ぎなら、何メートルでも泳げる!」
など、誇らしげに話していましたが、私の話は、完全に時代錯誤のものだと気づきました(苦笑)
中には
「200メートルのメロディーが一番得意!」
と話してきました。
一瞬
「?」
となりましたが、
「メロディーじゃなくて、メドレーね」
と、可笑しくて笑いながら伝えると
「そうとも、言うかも!」
と、強気での返答。
余計に笑ってしまいました。
ミット稽古では下段回し蹴りを。
白帯の子が、まだ上手に蹴れないので説明しながらでしたが、白帯の子と組んだ先輩には
「アドバイスをしてあげて」
と、再三伝えましたが、最後まで無言でした。
上手に蹴れる先輩だったので残念でしたが、稽古後にアドバイスをしてもらいたかった理由を話すと、目つきがしっかりとなっていました。
アドバイスをできなかった理由は分かりかねますが、地道にコミュニケーションを取っていきたいと思っています。
次回に期待したいですね。
稽古の終わりには、久しぶりに「道場訓」を、ミナト先輩、コウセイ先輩にそらんじてもらいました。
並ぶのが遅くて叱られたばかりの二人でしたが、「道場訓」で見事に挽回!
通常は道場内に「道場訓」が掲示されていて、それを見なが言いますが、「ちとふな」は貸し教室のため、何もありません。
しかも久しぶり。
2人とも間違えることなく言えて、オレンジ帯、白帯の中には、呆気にとられている子もいました。
大人の上級者でも、7つの「道場訓」全部をそらんじる事ができない人をたくさん見てきているだけに
「やるなあ」
と感心しました。
集合写真
型試合が待ち遠しいのか、型のポーズで決めている子も(笑)
●中級クラス
6月30日(日)に砧総合運動場で城西世田谷東支部型試合が開催されました。
火曜日の「ちとふな」教室からも5名が参加し、「太極1 小学1年の部」でユウ君が優勝、「平安1 小学4年の部」でハルヒロ君が第3位に入賞しました。
特に初出場のユウ君は、試合会場に来た時には緊張で足が震えていたプレッシャーの中、最後まで精一杯演武し、見事栄冠を勝ち取りました。
幼いながらも普段の稽古から一切手を抜かない姿勢に加えて、お兄ちゃんのミナト君が、「家で型を教えてくれたから」と言うユウ君のコメント通り、色々な人の協力があっての結果だったと思います。
また、今回は残念ながら結果が出なかった子たちも、6月25日の稽古も含めて尻上がりに調子は上がってきていて、非常に良い型だったと感じました。
反省することはあっても、決して卑下する必要は有りません。
勝負は相手があってのこと。
自分がしっかりと成長していて、最高の力を発揮しても、負けることはあります。
逆に、勝った人でも、まだまだ改善の余地がいくらでもあります。
極真空手の創始者で「空手の神様」と言われた、故大山倍達総裁でさえ、晩年になっても拳のより良い握り方を、更に模索していた逸話は有名です。
一時期は地上最強とまで言われ、人間では相手が務まらずに牛とも数多く闘っても負けなかった達人でさえ、自分の空手に満点は付けなかったのですから、大山門下の我々が歩みを止めるわけにはいきません。
「勝っておごらず、負けて腐らず」
この姿勢を忘れずに精進してもらいたいと思います。
集合写真
日曜日に型試合を控えて、みんな良い表情ですね。
来週も頑張ろう!