千歳船橋教室、火曜日担当の里山です。



『ちとふな』教室、今日も初級クラス、中級クラス、みんな頑張りました!




●少年初級クラス



今日からマナエさんが稽古に参加。



以前、体験にも来てくれた際に、空手をずっとやりたかったと話していただけあり、口数は少ないもの、黙々と稽古に取り組み一生懸命頑張っていました。




初めてにもかかわらず、先輩たちを凌ぐような動きも時折見せ、これからが楽しみです。




頑張っていきましょう!




基本稽古では、オレンジ帯一本以上の先輩は、相変わらず技がしっかりとしています。




オレンジ帯のケイヤ君も、少しずつ蹴りのスピードが上がってきており、良くなっています。



ただ、少しふざけ屋な一面があるのと、気合の声は出さなかったり、小さいのとで、他の子達から




「ケイヤの気合が、聞こえませ~ん!」




と、よく突っ込まれます。




本人は




「言ったよぉ~!」




と言い返すと、




「声が小さい!」




「ちゃんと声出したもん!」




と、やりとりが始まるのですが、不謹慎ですが、これがなかなか面白い(笑)




こちらも、ケイヤ君に物足りなさはあるものの、入門時に比べれば各段によくなっているので、




「少しずつ良くなっているから、許してあげて」




という形で、たいていは落ち着きます。





ミット稽古では初心者のマナエさんもいたので、比較的簡単な「直突き」の打ち込みを。




先輩の中にも、しっかりと拳頭を当てられない子もいるので、説明をしながら行いました。




ミナト先輩と組んだナラさんには、




「ミナトの突きは強いから、ミットを2個重ねて持った方がイイ」




と何度もアドバイスしましたが、それでも彼女は



「大丈夫!」




と、いつものように強気で言うので、ミットを1個のまま持たせました。




その後にミナト君の強烈な突きを1発もらった瞬間、




「・・・・」




と、ナラさんは無言で、2つのミットを重ねて持ち替えていました(笑)







集合写真

良い表情ですね。





●中級クラス





6月2日(日)に、世田谷東支部内部での交流試合が、幕張国際研修センター体育館で開催されました。




火曜日のメンバーからは、3名が出場。




そのうち、2名が3位入賞を果たしました。




全員が非常に頑張っていましたし、結果も良かったです。




ただ、本人達も感じていると思いますが、欲を言えばもう一つ上に行けた、あるいは、練習の時の動きが思うように出なかった、と、私も感じました。




やはり、試合はなかなか思う通りにはいかないもの。



そして、そこが子供たちを成長もさせてくれます。




世田谷東支部支部長の田口師範が閉会式で、以下のような話をしていました。



「ゴールキーパーや守備のいないゴールにシュートを決めても面白くない。



相手がいるからこそ、自分が強いのか弱いのか、何ができて何ができないかや、これまでの練習は正しかったのかが分かる。



そして試合で見つかった自分の課題を、今後の練習の中で直していく。



試合とは、そういう場。



だから、試合の相手は敵ではなく、自分を成長させてくれる仲間。



勝って驕ってはいけないし、負けて腐る必要もない。」




大人でも忘れがちな視点ですが、そのような気持ちで、子供たちも今後の練習に取り組んでもらえたらと思っています。





この日、スパーリングでは、試合には出場しなかったですが、ミナト君が頑張っていました。




はるひろ君の強い蹴りや突きをもらっても、最後まで引かずに闘っていました。




私が



「ミナト、頑張ったじゃん!」



と言うと




『黄色帯だから。一番上の帯だから。』




と、ボソリと口にしていました。




とても大事な考え方だと思います。




社会で言えば立場が人を作ると言いますが、空手では「帯」が人を作る。



先輩としての立場にいる以上、お手本にならなければいけませんし、多少の事で弱音を吐けない。




子供ながら、少しずつそれを実行しているミナト君。




たまに一番上の帯を自慢して、私に叱られることもありますが(笑)先輩として、しっかりと成長していて素晴らしいと思います。





集合写真



来週も頑張ろう!