千歳船橋教室、火曜日担当の里山です。
『ちとふな』教室、今日も初級クラス、中級クラス、みんな頑張りました！
●少年初級クラス
稽古が始まる前に、今日はナラさんが、
「先生、受け返しやろ～」
と言ってきました。
時間も無かったので、少ししか相手はできませんでしたが、技に興味や関心を持ってくれているのが伝わり、こちらも嬉しく感じています。
初級クラスでは、今はスパーリングを行っていません。
負荷が強すぎると思い、対人稽古は受け返しのみ行っています。
軽い強さでの、突き蹴りに対する受け。
練習では左右交互にゆっくり行いますが、受け方はそんなに難しくないものの、手足が逆になったり、技が体に当たってから受けたりと、初級クラスでは苦戦する子もいます。
ただ、最近は慣れてきたので、ランダムに突き蹴りを出させますが、これが結構盛り上がります（笑）
ゲーム感覚で、攻める方も、受ける方も、自分の思い通りにいかせようと駆け引きをして、当たった、受けた、で一喜一憂しています。
私も盛り上げようと、受ける子には
「相手の拳や足に、汚いものが付いていると思って、絶対に体に突き蹴りをもらうな！」
とけしかけると、
「うわぁ！」
と言って、余計に体に当てさせまいと躍起になります（笑）
一挙動ごとに
「やられたあ～！」
「当たったぁ！」
「フェイントは、ズルだぞ！」
と ワイワイやっています。
武道なので厳しさや辛さは必要ですし、付きものですが、特に子供たちには、その中に楽しさも交えながら、稽古に取り組めるように工夫していけたらと思っています。
集合写真
●中級クラス
海外に引っ越してしまうためリュウマ君が、今日が最後の稽古でした。
、
基本稽古の蹴り技では、リュウマ君に前でお手本になってもらい、みんなを引っ張ってもらいました。
相変わらずキレキレの技で、汗を流していました。
また、最後には参加者全員とスパーリングを。
後半はヘロヘロになりながらも、一生懸命に技を繰り出して頑張っていました。
後輩に指導中のリュウマ君
稽古終了後に、皆の前で一言挨拶させましたが
「えっ！なんて言えばいいの？」
となかなか言葉も見つからないようで、子供にはちょっと重荷だったかなと、私も反省しています。
リュウマ君は私にも数多く叱られ、また、ちとふなで一番目立ちたがり屋で、ブログの写真でも大活躍？してきました。
一方でスパーリングでは辛い思いをたくさんしても一生懸命取り組んでいた姿や、家で自主トレを欠かさなかったり、また、朝、勉強してから学校に行くという話も聞いていて、たいへん努力家でもあります。
話をしていても頭の回転も非常に速いなとも感じます。
アメリカでは現地の小学校に通うようで、大変なこともあると思いますが、彼には
「空手をやってきたんだからリュウマが、お父さん、お母さん、お兄ちゃん、妹を助けてあげるんだぞ。」
と発破を掛けましたが、おチャラけた様子で私の言葉をかわしていきました（苦笑）
彼らしいですが、様々な困難を乗り越えて、次回会う時には、きっと逞しくなっていることと思います。
一時帰国などもするようで、その際にはちとふな教室にも顔を出すようには伝えました。
リュウマ君、本当にがんばってきてください！
来週も頑張ろう！
