千歳船橋教室、火曜日担当の里山です。
『ちとふな』教室、今日も初級クラス、中級クラス、みんな頑張りました!
●少年初級クラス
新学期が始まりました。
新学年でクラス替えした子もいたようですが、ちとふな教室には昨年、一昨年と同じクラスで、今年も同じクラスという子たちがいました。
「また、いっしょぉ~」
と、嬉しさと、あきらめ感(?)が混ざった表情で話してくれました(笑)
この調子で大人まで記録更新を続けられたら、どんな表情になるのでしょう(笑)
ミットでは、突きから下段のコンビネーションを。
白帯には少し難しいと思いましたが、思ったより上手に蹴れていました。
ならさんなどは、スムーズさやで蹴りの威力があり良かったです。
最年少のひろと君は、スムーズさはまだですが、強い攻撃を気持ちよさそうに出していました。
徐々に複雑な技を増やしていきたいと考えています。
今日は3月の審査で合格した子たちに、帯を渡しました。
待ち望んでいた子たちも多かったと思います。
新しい帯を手にした子たちは、目が輝いて嬉しそうで、早速巻いて稽古に出る子も。
ゆうくんなどは、稽古後に前の帯と新しい帯を二つお腹に巻いていて、ゆいかさん、ならさんも大笑いしていました。
6月にも審査がありますので、一人でも多くの子達が受けらるように指導していきたいと思います。
●中級クラス
ミット稽古では「かかと落とし」を行ないました、
往年の名選手アンディ・フグの得意技。
極真会館の歴史の中でも屈指の強豪外国人選手です。
といっても、今の子達には
「誰?」
となってしまうでしょうが(苦笑)
最近のスパーリングを見ていて、鋭い内回しで相手の顔に当てているケースが散見されるので
「練習したら、もっと良くなるのでは?」
と、思ってのメニューです。
段階を踏んで行いましたが、思ったより皆、上手でした。
中でも、りゅうま君、たかひろ君がきれいなフォームで、打点も高かったです。
アドバイスの中で、
「力を入れて蹴るのと、力を抜くのはどちらがスピード出る?」
と質問しました。
「力を入れて蹴る!」
という子が多かったですが、お手本を見せると脱力でキレが増すことが分かったようです。
繰り返し練習し、技有りを取れるレベルまで向上してくれたらと思っています。
こうせい君とのスパーでは、
「バチーン!」
とすごい音の下段を出していて、攻めていたこうせい君の動きを止めていました。
「こんなに威力が上がってきているんだ!」
と私もビックリしました。
その後、はるひろ君が
「蹴った足が痛い」
と言ってきたので、
「自分の蹴りの強さに体が付いてきていないんだよ。」
と話し、ミット稽古を多めにして蹴り足を強くした方が良いとは伝えました。
一年ほど前、ちとふな教室の指導に入りはじめた時には、はるひろ君や、弟のたかひろ君はスパーリングには非常に消極的で、谷口先生とも
「どのようにスパーに向き合わせるか?」
と心配半分で、よく話をしていました。
しかし、今では勇敢に相手に向かっていく。
その姿を見せつけられると、人が変わるきっかけや、長い目で指導していくことなど、色々と考えさせられます。
人は可能性の塊だなと改めて感じますし、少しでも多く、その可能性を引き出していく指導をしていかなければと思います。