2023年7月2日審査/昇段レポート
道場 三瓶昭浩
タイトル:空手への恩返し
この度は、昇段審査の機会をいただき誠にありがとうございました。
山田雅稔師範、阿曽師範代、山辺師範代、加賀先生、ファブ先生、城西支部の諸先輩の皆様には、これまで長く親身になって御指導いただき感謝申し上げます。
自分は2005年に45歳という年齢で入門致しましたが、ストレス解消や単なる痩身目的の軽い気持ちで、帯も色が付けばいいなぐらいの、良く言えば無欲、悪く言えばやや消極的なスタートでした。
最初の頃は仕事後の稽古が体力的に辛く、重い足取りで道場に通った記憶がありますが、みるみる体が軽くなり、稽古も息が続くようになり、楽しくなると共に強くなりたい、審査にも挑戦したいと色々と欲が出て、あっという間に時間が経ちました。
それでも昇段まで20年弱かかりましたが、逆に長く続けられたからこそ、この機会を与えて頂けたと思い、続けてきてよかったと実感しております。
また、年齢の大きく異なる多くの道場生との交流も楽しく、会社や家庭では得られない違う視点で自分も見つめることができ、人間としても厚みが増せたし色々な自信に繋がりました。
無欲で始めた空手ですが、今では無理のない範囲で試合にも参加させて頂き、また後進の皆様にも自分の経験や体験を伝え、空手に恩返しをしたいような欲もでてきており、60歳を超えた今でも充実した空手生活を送れていると実感しております。
城西支部での昇段には重責も感じますが、まだまだ万日には先がございますので、極みを目指しこれからも精進してまいる所存です。
改めまして、これまで御指導いただいた山田師範、阿曽師範代、山辺師範代、森先生、鎌田先生、竹岡先生、加賀先生、ファブ先生、諸先輩方、道場生の皆様、同好会の仲間に深く御礼申し上げます。これからも御指導、御鞭撻のほど宜しくお願い致します。押忍。
三瓶昭浩