黒岩幹也 昇段レポート 2022年6月11日審査/於:光ヶ丘ドーム | 極真会館 東京城西支部の日記帳

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2022年6月11日審査/昇段レポート
新宿道場 黒岩幹也
タイトル:昇段はスタート!!

押忍!黒岩です。この度弐段の審査を受審し合格することができました。



まずは昇段の機会を与えていただいた山田師範始め、阿曽師範代、山辺師範代、指導員の先輩方、道場生の皆様、そして仕事の都合上多くの支部に移籍してきました相模原支部、本部直轄仙台道場、本部直轄新潟道場の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。どうもありがとうございました。




振り返ってみると私が入門したのは2003年夏、二十歳の時でした。それまで学校の部活も長続きせず、体力も自信なく、何もが中途半端だった私が空手バカ一代を読んで強さに憧れ極真空手の門を叩いたものの、練習がきつく、スパーリングでは何度も倒され幾度となく辞めようと考えた時期もありました。



しかし、それで辞めてしまっては今までの自分と何も変わっていない!せめて黒帯を取るまでは頑張ろうと、遠のく足を何度も道場の方へと向けてきました。



努力の甲斐あり、時間はかかってしまいましたが2017年黒帯を取得することができました。
その時は目標にしていた黒帯になることができ、自分の中でゴールに到達できたなと思っていました。



そんな中、2020年春先
「黒岩さん、指導員お願いできませんか?」
「え!自分がですか!?」
想定外のことで自分の耳を本気で疑いました。
城西支部と言えば古くからの名門支部。そんな支部で自分が指導員なんて務まるのだろうか?始めは断ろうかとも考えましたが、せっかく頂いた機会で自身をさらに成長させたいという思いで指導員を引き受けました。



指導するにあたっては四苦八苦でした。特に型に関しては大方の動き方については理解していたものの細かい動きについてはなんとなくこんな感じ程度でしたが、指導するからにはそんないい加減な指導ではいけません。動画やワールド空手を何度も見返して正確な型を学習したり、またそれをどのように言えば伝わるかなど試行錯誤の連続でした。



指導員になるまでは自分の上達のことばかり喜びを感じていましたが、指導員になってからは指導した道場生の皆さんが試合で勝ったり、審査で合格することに喜びを感じるようになりました。



もっと強くなって技術を伝えたい、もっと型を上達させて上手に指導できるようになりたい。これが今回私が弐段を受審しようと考えたきっかけです。
2017年の黒帯取得はゴールではなくスタートだったのだなと考えさせられた審査でした。



今後も微力ではありますが城西支部の発展に貢献してまいります。まだまだ力不足でありますのでこれからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。