フジテレビ同好会の黒田です。
本日、平成29年、初めての出稽古として、下高井戸道場にお世話になってきた。
目下、稽古を終えて帰宅の途についている。
熱気の蜃気楼に浮かぶ稽古後のワタクシ。。。
会社のあるお台場からの道のりもさることながら、下町にある我が家への帰り道も、また遠いのが難点ではあるが、爽やかな疲労感を伴っての電車の旅は悪くない。
いま、笹塚駅から都営新宿線につながる電車に乗り換えた。
フジテレビといえばお台場との印象が、今や固定しているが、私が入社したころには、我が社はこの都営新宿線の曙橋駅の近くにあった。お台場に社屋が移転したのは、私が入社して4年目のことで、フジテレビ同好会に入門したのも、まだ旧社屋にいたころのことである。
当時の我が同好会には、まだ常設の道場が無く、空いている会議室に集まって稽古をしていた。
稽古帰りに、曙橋駅のホームで凄まじい疲労感に苛まれながら電車を待つ。今のように爽やかな疲労感だなんて嘯く余裕など無かった。いつまで続くだろうかなんて、そんな思いが心をよぎったのも一度や二度では無かっただろう。
それから約20年。
いま、その曙橋駅を電車は通り過ぎた。
そんな若かった頃の自分の姿が、当時とあまり変わった様子のない駅のホームに見えた気がして、少し恥ずかしさの混ざった笑みがこぼれる。
そんな懐かしさも、出稽古の疲れを少なからず癒してくれる。