忘れたくとも忘れられない人間がいる。
それはとてつもなく幸せで、残酷な事だと思う。
好きという気持ちは濃くなっている。
そう思う。
好かれたいという気持ちも濃くなっている。
そう思う。
そしてそれら全てひっくるめてやはり好きという気持ちが心一杯に広がる。
そして涙も流せなくなった。
この世界にまだいる。
この世界にまだ君はいる。
この世界にまだ君はいる。
この世界にまだ君はいる。
ほら、手を伸ばせばそこにいる。
暗い路地裏にこんな事を考えている僕は、何をしているのだろう。
答えは簡単だ。
現実逃避。
死んだなんて考えれない僕の現実逃避。
馬鹿みたいに現実逃避。
恋愛という麻薬に溺れてしまった愚者の現実逃避。
~続く
