おはようございます流れ星

今日は、朝から雨模様。

桜が満開になる前に雨が降る方がイイですね。

今日は、卒業式が多いみたいです。ちょっと足元が悪いですね。

でも、無事卒業できてよかったです。ニコニコ

 

今日は、致知出版社「偉人メルマガ」より。。。

どうぞ聞いて下さい。

 

最初に「明徳を明らかにする」という一文が出てきますが、

「明徳」とはなんでしょうか。

 

まずこれをご理解いただけなければいけません。

 

「徳」の概念にはたくさんありますが、今日社会で活躍されている

皆さんが認識されたほうがよいという意味で、

ここでは松下幸之助さんが言っている「徳」の概念について

お伝えしたいと思います。

 

私は、35歳のときに松下幸之助さんに出会いました。

そのときに質問をしました。

 

「経営の神様と言われているあなたに、ぜひ伺いたいことがあります。

経営者というのは、

いかなる条件を持っていないとできないものでしょうか?」

 

すると、松下さんは即座にこう答えました。

「運が強くなければダメだ」

 

そこでもう一つ、質問をしました。

「運を強くするには、どうしたらいいですか?」

 

この質問に対しても、間髪入れず、お答えになりました。

「それは、徳を積むことしかない」

 

運を強くするには、徳を積むことだと言われたのです。

今考えると、物凄い答えをいただいたなと思っていますが、

その答えを聞いて以来、

 

「運の強さと経営にどのような関係があるか」が

私の長い間のテーマになりました。

 

そこで私は、

成功者がどのぐらい運が強いものかをまず調べてみようと、

日本経済新聞の「私の履歴書」を丹念に読んで、

「ひょんなことから」とか「ばったりと」とか「予期しない」

とか「偶然にも」というような、強運を表すような言葉が

どれくらいあるか、調べてカウントすることにしました。

 

それをかなり長時間続けたところ、大変な数になりました。

 

成功者は、確かに強運を持っているのです。

これは経営者に限りません。

どんなジャンルで生きる人でも、運が強くなければ成功できないのです。

 

運というのは、「天の導き」と言ってもいいでしょう。

つまり、自分の力を超えた存在である点、今時の言葉で言えば、

宇宙の哲理に沿った行動を自分に課することが、運を強くするため

には、重要なのです。

 

それが成功者の分析をしているうちにわかってきました。

 

そして、漢籍のほとんどが説いているのも、

天の道理・道義に反して成功しても長続きはしないし、

発展繁栄はしないということです。

 

ですから、自分の人生をしっかり生きようと思えば、天の道理・道義

をよく知ることなのです。

 

松下幸之助さんは、

「宇宙の哲理を承知していなければ、成功しても結局、

足をすくわれて惨めな末路になってしまう」とおっしゃっていました。

 

松下幸之助さんが成功の条件としてもう一つ挙げているのが、

「人間の把握」ということです。

 

経営者は、運が強くなければいけない。

そのためには徳を積まなければいけない。

そして宇宙の哲理をよく承知していなければいけない。

 

それからもう一つ承知していなければいけないのが、

人間の把握であるというのです。つまり「人間学」です。

 

人間をよく知らないと経営者なんかできないぞと言っているわけです。

この幸之助さんが私に与えてくれた四者は、すべて同じことです。

 

まとめるならば、宇宙の大原則に即して生きていくことが

成功の秘訣であり、それを言葉や立ち居振る舞いとして表現すること

が徳なのだということです。

 

徳を具体的な所作として表現していくわけです。

そにはほんの少しも疚(やま)しいこと、あるいは私利私欲が

あってはいけない。

こういうものがあると、天の道理ではなくなってしまうからです。

 

私は「徳」を「自己の最善を他者に尽くし切ること」と

表現していますが、純粋な形で相手を思いやって自己のベストを

尽くすことが大事なのです。

 

幸之助さんの言葉から私は、そういう答えを30年かかって

導き出しました。

 

 

 

皆さん、コロナに負けないでビックリマーク

今日も笑顔100万tで、GOビックリマークGOビックリマークHAPPINESS