おはようございます
今日は、3月3日ひな祭りです。
実は、結婚記念日で、忘れんようにこの日に致しました(笑)
今日は、経営者様番外編です。どうぞ聞いて下さい。
【現場力】
長年、日本企業の研究に取り組んできた加護野忠男さん
(甲南大学特別客員教授)。
海外の経営者も驚いた、日本企業の強みとは一体何だったのか?
日本を代表する名経営者たちのエピソードから探ります。
見えてきたのは、企業は現場の:考える力:が命であるという事実です。
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(加護野)
松下幸之助さんと同様、零細企業から始まり、普通の人をきっちり
育て上げてきた名経営者に京セラの稲盛和夫さんがいます。
私が初めて稲盛さんにインタビューをした時に、
「京セラの強みはどこにありますか」と聞いたら、
稲盛さんは次のような印象的なエピソードを紹介してくれました。
競合するアメリカ企業を稲盛さんが買収した時のこと。
稲盛さんは買収後も同じ社長に経営を任せたいと思い、
その社長を日本に招き、京セラの工場を見てもらいました。
するとその社長はこう言ったといいます。
「私は驚いた。あなたの工場を見ても特別な技術はない。
普通の技術じゃないか。なぜあなたに負けたのだろう」と。
稲盛さんは答えます。
「特別な技術がないから我々は強いのです。
普通の技術で普通ではない結果を出すことこそ、京セラの強さなんです。
そしてそのためには、現場の人たちがしっかりしていることが大事だ。
だから現場の人たちにしっかり物事を考えてもらえる組織をつくった」
おそらく、経営者としての個々の能力を比べれば、圧倒的に日本より
もアメリカの経営者のほうが強いでしょう。
しかし、現場の従業員まで含めた総合力では、日本企業のほうが
圧倒的な強さを発揮します。
現場の普通の社員が普通ではない結果を出す、現場の人間が自ら考え、
自ら動く。この:現場力の強さ:もまた日本企業の強さの
大きな要因だと言えます。
今日も笑顔100万トンで、GO! GO! HAPPINESS
皆さん、コロナにまけないで