アラスカの雄大な自然の美しさ、静けさ。

星野道夫さんの絶妙な距離感の語りかけが優しく、

日常に追われ、浅かった呼吸がゆったりとした呼吸に戻っていく感じがする。

そして、私の頭の中のお喋りは本当にくだらない。

と、反省。



『ここにくるたびに、悠久な時間を思います。

人間の日々の営みをしばし忘れさせる、

喜びや悲しみとは関わりのない、もう一つの

大いなる時の流れ。』


この文に出逢えた時、何故かほっとした。

今日の長い待ち時間も、

読んでいる大切な一冊。