こんにちは。
エグゼクティブ・コーチの和気香子です。
今日は継続してコーチングを受けて下さっているクライアントの方とのセッションを行いました。
本日のテーマは、「新規事業の事業収支計画を作る」でした。
新規事業なので、計画を作るにしても過去の実績値がないので、最終的には「えいやっ！」と入れていくわけですが、その塩梅について扱いたいとのことでした。
ここで、私が使ったのは、”コンフォート・ゾーン”という考え方です。
人には色んなものについてコンフォート・ゾーンがあります。
例えば、自分が稼ぐ金額についても、あまり高すぎると違和感があり、あまり低すぎるとやはり違和感があるのです。
違和感を覚えない最大値と最小値の間に目標を置くといい、というのが今回の考え方です。
ただし、時には自分のコンフォート・ゾーンから出ることが新しい世界を開くことにつながるので、いつもいつもこの考え方が適当とは限りません。
今回は、新しい事業ですし、今とても現実的だと思えない数値を使うのは適当ではないと考えたので、最大値と最小値の間を取ることにしたのです。
まずは具体的な数値を入れてもらいます。
そして、「それって、出来る感じする？ そして、こうだったらいいな、という感じもする？」と質問しました。
出来る感じ＝最小値
こうだったらいいな＝最大値
です。
その間で数値を置いてみて、気づいたことについてはメモしておきます。
例えば、「人員を増やさなきゃ」とか「キャッシュの流れを確認しなきゃ」とか。
今日のところは、仮置きの数字で終えて、確認すべき事項は宿題にしてまた次のセッションで扱うことにしました。
何かの数値を決める時、使ってみてくださいね。
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