こんにちは。
コーチの和気香子です。
昨日、あるセミナーに出ました。
実は今日もセミナーだったのですが。
昨日はどちらかと言えばお付き合い、今日はコーチとしてのスキルを高めるためのもので自発的参加でした。
お付き合いで参加したし、コミュニケーションに関わる内容だったので、散々そういったものを学んできた身としては「今更何か新しい発見があるだろうか？」という若干冷めた態度で臨みました。
実際、多くの内容は、既に知っていたことでした。
けれど、一つ、大きな発見がありました。
ブロックのロゴを使ったワークのことです。
各自、黄緑と赤のブロックを一つずつ渡されて、「”信頼”を表すのはどちらですか？」と質問されたのです。
黄緑を選ぶ人、赤を選ぶ人、６：４位の割合だったでしょうか。
私は黄緑を選びました。
ファシリテーターが何故その色を選んだか皆に聞きます。
答えは一様ではありません。
黄緑を選んだ人は、「自然な感じだから」、「落ち着いた感じだから」等。
私は、「自然で真っ直ぐな感じがするから」が理由です。
赤を選んだ人では、「熱意がある感じだから」と答えた人も居ました。
そして、赤を選んだ何人かが「透明だから」と言いました。
確かに黄緑はマットで、赤は透き通った色合いだったのです。
同じ言葉に対してもそれぞれ解釈が異なるってことを伝えたいことは分かっていた私ですが、あの赤を”透明”と見る人が居るのは想定外でした。
色を見るのではなく、透明度を見る、それは、新しい視点でした。
そして、そんな見方をする人が居るのが新鮮で大きな発見だったのです。
物事の捉え方は千差万別だと分かっていたつもりなのに、全く分かってなかったな、と。
一つのセミナーで、小さな何かを持って帰れば良いと常々思っているので、昨日のものは収穫アリでした。
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