心のブレーキを外すセッション(体験者の声) | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

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普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

心のブレーキを外すセッションを受けられた方から、感想を頂きました。
20代女性の方です。

「必要以上に人の顔色を気にすることなく、自信を持って行動したい」と考えていらっしゃる方でした。

自分なりに色々本を読んだりされてきたようです。
私も同じように、本を読んでは、本に書いてあることを試したり、カウンセリングも幾つか受けたことがあります。

でも、何だかピンと来ませんでした。
それでも、何とか日々を過ごしていたのですが、2度目のうつ病になった時には真剣に何とかしたいと思い、藁にもすがるつもりで、私が使っているアプローチのカウンセリングを受けたのです。

その時はそれまでと違いました。
なんだか、ハマった感じがしたのです。
受けた後には心と身体がラクになる感じがしたのです。
そして、私はそのカウンセリングの勉強をすることにしたわけです。

今回体験された方は、その後、明らかに今までと違う感覚で日々を過ごされているとのことです。
以下が感想です。

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①「自分が自分を責任を持って育てる」という意識が欠けていたこと
②自分が思っているより、母親に対しての想いは「かなしい」ことが圧倒的で、怒りは副次的なものだったこと

を自覚し、この機会に恵まれよかったと思っています。

過食症が始まった20歳くらいの頃から、苦しくて、今まで何十冊の本を読んできました。
親子関係の本、アダルトチルドレン、アファメーションのトレーニング、「自分を好きになる」本・・・etc

本を通してある程度の知識があったので、
セッションの初めは正直なところ、自分の感情を認めるアプローチなのかな、
近い内容を過去に読んだことがあるかもしれないという感覚の中で、せっかくだから真剣に受けてみようという感覚でした。

最初はとまどいましたが、自分の感情を吐き出していくうちに
すぐに目頭が熱くなり、自分がまだまだ納得できていないことを強く感じました。

整理して気持ちを吐き出させてもらったおかげで、
今まで、それは母親に対する憎しみであり、その憎しみを母親に対して
抱いてしまう罪悪感のスパイラルにいましたが、
実は「かなしい」気持ちから派生していたことに気付き、
感情の種類を整理することにより、自責の念から少し開放されたよう
に思います。

しかし、いすで対面する私と母親を傍観した時、
結局、母親に対する気持ちは、月香さんに吐露しても、変わることもなく
明日からまた同じなのか・・・とすこしがっかりした感覚にも襲われました。

ところが、セッションの最後、私が責任を持って育てると決意した赤ちゃんを
抱き上げ自分の中に染込ませた時、私に欠けていた感覚に対して
強い衝撃と自覚が芽生えました。

それと同時に、今まで否定されることが多く、強い嫌悪感を持っていたため、
他者を受け入れ、中庸をもって人と接することをポリシーとしてきた自分は、
唯一母親と自分を受け入れていないこと、それは自分の発言・行動に対しての
責任感の欠如と深い関係があったのではないかとはっとしました。

自分にYesと言わない代わりに、Noも言わなかったのでは・・・と。

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