表情から感情をつくる | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

エグゼクティブ・コーチ 和気香子

普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

寄り添うコーチ&カウンセラー

こんにちは。
いきいきとした毎日を送るためのサポートをする月香です。

寄り添うコーチ&カウンセラー 月香

以前に書いた記憶がありますが、表情を作ることで、その表情に伴う感情が湧いてくることについて改めて取り上げたいと思います。

今、「顔は口ほどに嘘をつく」(ポール・エクマン、河出書房新社)を読んでいます。
感情と顔の表情の関係について研究している方が書かれた本です。

彼は、感情を呼び覚ます道を9つ挙げています。

1. 安全にとって極めて重要だと思われる物事への反応=感情の核となるもの(自動評価機構と彼は名づけています)
車を運転していて、向こうからすごいスピードで車が走ってきて、自分の車に衝突しそうになった時に感じる恐怖が例です。

2. 内省的な評価
現実を歪曲して解釈し、感情が起こる。
「あの人があんなことを言ったのは、私を嫌いだからだ」と勝手に思い込んで悲しくなったり、怒ったりすることだと思います。

3. 過去の感情的体験の記憶
昔自分に起こった悲しい出来事や辛い出来事を思い出してまた悲しくなったり、辛くなったりすることです。

4. イマジネーション
何かを想像して感情を体験するってありますよね。
私も子どもの頃は、普通の住宅地に住んでいたのに、「ライオンに襲われたらどうしよう」と怖がってました。

5. 過去の感情的体験を語る
”記憶”に似ていますが、記憶が思い出すだけなのに対し、こちらは”話す”ことで再体験するものです。

6. 共感
親友のお父さんの葬式に参列したら、その親友の悲しんでいる姿を見て涙を流すことがありますよね。映画の主人公が危険に会いそうな時にハラハラドキドキするのもそうです。

7. 何に感情的になるべきかを他人から指示される
親が病院に行くことを怖がる人だったら、子ども同じように病院が怖くなる可能性がある、そういったことです。

8. 社会的規範の侵犯
重要な社会規範を破った時に覚える感情です。
未成年がお酒を飲んだ時に感じる一種の”喜び”なんかもそうではないでしょうか。

9つ目、最後が、意図的に感情を表わす表情を作ることです。
・口を開ける
・唇の両端を引き下げる
・唇の両端を引き下げたまま、目を細めるかのように、両頬を持ち上げる。これは、唇の両端を反対方向に引っ張る
・持ち上げられた頬と引き下げられた唇の両端との緊張を保つ
・視線を下に向け、上瞼を落とす

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、やってみると。。。
私はなんだか悲しくなりました。

同じように笑った顔を作ると、楽しくなるはずです。


新年明けましておめでとう、ということで、2月末までモニター料金でセッションをお受けいたします。
なんかやる気が出ない、憂鬱な気分の方など、是非お試しください。

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