こんにちは。
いきいきとした毎日を送るためのサポートをする月香です。
入社して年数が浅い2人の社員が同じ部署にいます。
Aさん（入社1年目）とBさん（入社2年目）とします。
Aさんは、上司から言われたことをソツなくこなし、仕事が早いです。また、複数の人から仕事を依頼されることがあるにも関わらず、重要度・緊急度・頼んだ人のパワーをバランス良く考えて優先順位をつけられます。
あまり怒られません。仕事だけでなく、色々なことを良く知っていて、周りの皆と話を合わせられます。自分がテンパっていると人から何か聞かれた時に素っ気ない対応をしてしまいます。
Bさんは、誰もが認める一生懸命さを持っていますが、要領があまり良くありません。優先順位の付け方やメリハリの付け方が下手で、「なんでこんな事？」というような業務に時間を多く費やしてしまい、遅くまで残業したり、「まだ終わってないのか！」としょっちゅう怒られています。人から何か質問されると自分が忙しくても丁寧に教えてあげます。
客観的に見ると、働いている時間はBさんの方が多くても、こなしている仕事量はAさんの方が多いです。
そして、Bさんの方が年次は上ですが、仕事上の評価はAさんの方が高いようです。
Aさんは、「重要な存在であってはいけない」リミッティング・ビリーフを強く持っています。
他人（上司や先輩）からの評価がとても重要です。
Bさんは、「欲しがってはいけない」あたりのリミッティング・ビリーフを持っていそうですが、「重要な～」はあまり強くありません。
他人の評価を、自分の価値を測る基準にしていないのです。
最近、Aさんは胃痛と吹き出物に悩んでます。
胃痛があまりに酷いので病院で検査をしてもらったくらいです。
Bさんは時には遅刻をして先輩に怒られながらも、マイペースで仕事をしてます。
まず、遅刻ができるところが、「他人の評価をあまり気にしてない」証拠ですね。
Aさんの方が仕事のストレスを強く感じているのは明らかです。
Aさんを見ていると、少し前までの自分を見ているようです。
「失敗してもいいんだよ。そんなことであなたの価値は損なわれない。完璧でいようとし続けると、完璧のハードルがどんどん高くなって、自分で自分を苦しめるよ」と伝えたいくらいです。
でも、私と違い、高くなり続けるハードルに挑み続けるだけの精神的タフさを持っているかもしれないので、それならそれで良いのですが。
世の中にはそういう”強い”人も居るんですよね、驚くことに。
その違いがどこから来るのか？
私には未だ分かりません。
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