イキイキとした毎日を送るためのサポートをする月香です。
寝不足気味の朦朧とした頭で色々思いをめぐらせてました。
色々なことを考えたり、想像したりするのが、好きなのです。
趣味ですね、これは。
時にはそんな考えや想像が、頭の中で作り出したものなのにも関わらず、感情が動かされてしまいます。
今日は、フワ～っとした”思い”だったので、空想に近い感じでしょうか。
感情を揺り動かされることはありませんでした。
「いま、欲しいものは？」
と自分に尋ねてみたのです。
何故そんな質問が浮かんだのかは分かりません。
答えは、「特にない」でした。
”ない”というのは厳密には正しくなく、物質的なものにはないだけです。
欲が無いように思えますが、実は欲深くなっているのです。
昔は、洋服を買うのが大好きでした。
恥ずかしい話ですが、西武デパートのプラチナ会員だったことがあります。
年間の買い物金額でランクが決められるのですが、その最高ランクです。
90%洋服や服飾品でした。
私の消費の中で優先順位は、本及び教養費、洋服類、その他となるのですが、金額的には洋服類が圧倒的に高かったのです。
今は、そんなに気が狂ったようには洋服は買いません。
本は、私にとって空気のように必要なものなので買わずにいられませんが、でも、物欲は少なくなっている気がします。
では、なぜ欲深くなっていると思ったかと言えば、その分”形のないもの”に対する欲が深くなって、その求めるもののハードルも高くなっていると感じるからです。
”やさしい気持ちや人への思いやり”
”知的でユーモアのある会話”
”言葉がなくても通じ合う瞬間”
”阿吽の呼吸での軽妙なコミュニケーション”
”一つ前に向かって努力する気持ち”
”絶やさぬ笑顔”
”欲しい”という言葉を使いましたが、与えてもらいたい、というより、それが出来る自分でありたいというものです。
でも、きっと、同じような気持ちを持ち合わせる人に対しては好感を抱くのだろうと思います。
洋服を買って満足している方がよっぽど”安上がり”です。
ハードルが高いです。
"try hard"、"please others"等のドライバーのせいでしょうか。
物質的には”欲しい＝自分に不足しているもの”は無くなっても、常に自分に足りないものを見つけてそれを”欲しくなってしまう”、それが私の性なのだとつくづく思いました。
「欲しいものはなんにもない。けれど・・・」
プロフィール
