高学歴と感受性 | エグゼクティブ・コーチ 和気香子

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普段の思考パターンではどうしても出てこないことが、ふとした瞬間に閃くことがあります。
そんな状態を意図的に作り出して、色んな気づきを得てもらうことで将来の夢・ビジョンを明確にしたり、課題解決のためのヒントを見つけるお手伝いをするのが私のコーチングです。

こんにちは。
イキイキとした毎日を送るためのサポートをする月香です。

生きづらさを感じているあなたのために

最近、何回か高学歴と感受性の話題が出たので、ちょっと取り上げてみようと思います。
高学歴の人は色々なことの理解が深く、従って人の事情や背景を想像できる感受性を持つと思われることが多いようです、

でも、それは違うんじゃないかという議論です。
高学歴=受験スキルがあるということに過ぎなくて、それは人の心を思いやることができる能力とは全く違います。

と言うと、私がそれが出来ると思っているようで、上から目線なのですが。
まあ、努力しているという程度で。

私の周りにはやはり高学歴の人が多いです。
でも、感受性と人の立場や気持ちに対する想像力という意味では、まちまちです。
どちらかと言うと、弱い立場の人のことを思いつきもしない人が大勢を占めているかもしれません。

大学の頃を思い返してみました。
大学時代は、みんな同じように自分中心で、でも、本や映画を見て、登場人物に対して同じように泣いたり共感してました。

私なんかが一番自分勝手だったと思います。
皆が自分の言うことを聞いてくれるのは当然と思ってましたから(笑)。

みんな同じようなスタートラインだったわけです。
私は周回遅れ。
卒業してからの人生によって異なってしまったということなんでしょう。

やはり、"勝ち"続けている人が多いので、弱い人や迷っている人のことが理解できないんだろうと思います。

私は思うのです。
高学歴や有名企業に勤めていることは、司法試験に受かったり、医者になったりは、エリートとは違う、と。

エリートには、それなりの社会的地位や収入があって然るべきですが、一方、義務あるのです。
弱い立場の人を守ったり、国家の一大事には自ら先陣をきって立ち向かい、皆を引っ張る義務があるのです。
いわゆるノブリス・オブリージェです。

エリートならば、人の気持ちを思いやる感受性と想像力があると言えると思います。
それは高学歴とイコールではないのだと思います。


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