4月3日
13:00 赤岳山荘 1700m → 15:10 赤岳鉱泉 2200m (泊)
晴れ
行動時間 2時間
標高差  500m



4月4日
赤岳主稜バリエーション


6:30 朝食 → 7:40 赤岳鉱泉 → 9:15 文三郎尾根 → 赤岳主稜 → 11:00 赤岳頂上小屋 → 赤岳展望荘 → 地蔵尾根 → 行者小屋 → 11:40 赤岳鉱泉 (泊)
曇りのち3時頃から夜半にかけ雪のち止む
行動時間 4時間



4月5日(3日目)

赤岳中山尾根バリエーション
4:30 起床 → 5:40 赤岳鉱泉 → 中山乗越 → 7:30 中山尾根 → 10:20 日ノ岳 → 11:20 地蔵仏 → 地蔵尾根 → 行者小屋 → 中山乗越 → 12:10 中山展望台 12:25 → 中山乗越 → 12:45 赤岳鉱泉 13:20 → 14:50 赤岳山荘 → (車) → 玉宮温泉(望岳の湯) → 帰り
晴れ
行動時間 7時間 + 1時間半

中山尾根
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上の写真は、いずれも、帰りの中山展望台より見た、中山尾根。

5:40 赤岳鉱泉で、朝弁を頼み、談話室で、食事を済ませ、出発する。

昨日の午後から振り出した、雪で、昨日とは打って変わった、雪景色だ。

道も新雪がついて、帰りの、地蔵尾根が、まったく、様相が違っていた。

中山乗越までは、昨日の主稜への道を同じ。

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阿弥陀岳も、昨日の雪で、白くなった。

中山乗越から、中山尾根への道を行く。

かなり、歩き、とりつきの少し手前で、後ろから、欧米人の登山者が来る。

私達の踏みあとで、付いて来てしまったらしい。

欧米人登山者 ’Can you speak English?’

 ’No,I can’t’

で、始まった会話です。

欧米人登山者「ここは、どこへの道ですか?」

’Nakayama ridge’

’very dangerous and difficult ’

’variation route. rock climbing’

’You had better go back’

あとは、グレードも聞かれました。

「Ⅳ+かな、アメリカのグレードでは、Ⅴかな」

「フランスのグレードでは?」フランス人だったのかな?

その会話中に、もう一人の日本人が、また、踏みあとで、付いて来た。

彼にも、ここは、登山道ではないので、戻った方がいいと、プロが、アドバイスした。 

日曜日だったので、他の登攀者がいると、混むと思って、早めに出たが、私達だけだった。

7:30 取り付き で、登れなくて、30分苦戦する。

私には、オーバーハングなのだ。簡単なとりつきなのだが。

そのあと、最終ピッチの核心と言われる、凹角は、難なくパス。

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苦労した取り付き

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やっと、笑顔が出てきた。

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赤岳の頂上小屋が見える。

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後ろに聳えるのは、阿弥陀岳。

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最終ピッチ

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10:20 日ノ岳 終了点。  やっと、ついたぁ!

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後ろ↑は、今日の、中山尾根!
途中で、ゆっくり、休憩をして、地蔵仏から、昨日の主稜からの帰りと同じく、地蔵尾根を下りる。

地蔵尾根は、昨日と同じ尾根だが、様相が違って、雪がついて、しかも、凍っているところもあり、結構怖い道で、ところどころ、裏返って、アイゼンの前歯で、下りた。

ほぼ、樹林帯になる、少し手前で、6人のパーティが、苦戦していて、一人が少々滑落した。

それを、助けようと、仲間が下りようとして、また、滑落した。

私は、その横を、斜めに、裏返って、下りて、先に行った。

プロいわく…「たんぽぽさんと一緒の時だと、ほんと、滑落が多いねぇ~」

12:45 途中、中山展望台に寄り、登った、中山尾根を見て、赤岳鉱泉に戻った。

30分ほど、着替えやパッキングをして、帰りは、赤岳山荘の駐車場まで、暑いので、半袖で下りた。

15:10 玉宮温泉(望岳の湯)

ガラス張りの八角形らしき、建物で、いつも車からみて気になっていたところだ。
400円と安い。
お風呂から、八ヶ岳山脈の全貌が見える。
反対側は、南アルプスが見えるということだ。
日替わりで、男女の風呂が入れ替わり、今日は、女性風呂が、八ヶ岳が見えたので、ラッキー。