浅草名所七福神巡りに行ってきました。
九ヶ所も巡るので、今回は後編です。
前編はこちらをご覧いただければ幸いです。
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浅草七福神巡りのパンフレットです。浅草寺からスタートし北東方向に左回りでお参りをしました。
前回は今戸神社
まで記しましたので、今回は五か所目の「橋場不動尊」からです。
今戸神社から隅田川沿いの道路に出てそのまま北上します。しばらく歩くと左手にひょっこりとあらわれます。
こじんまりとしたお寺ではありますが、参道からのこの本堂の景色。近代的な通りからすぐのところにあるので、なにやら不思議な感じがします
昔ながらの木のあじわいに思わずほっこりします
こちらの御本尊様は「不動明王」様です
お地蔵様も味があります
関東三十六不動霊場の札所なんですね
浅草七福神のうち、寺院は三か所だけで、あとの六ケ所はすべて神社です。
こちらはインターホンを押すと、御住職が出ていらして御朱印をお書きくださいます。
お忙しいところありがとうございました
橋場不動尊を後にしまして、さらに北に向かって歩きますと、ほどなく「石濱神社」が見えてきます。
まずはこの立て看板が目に入るので、まようことなくすぐに見つかります。
広々とした参道を歩きます。雲一つない青空です
浅草寺の喧騒が嘘のように、こちらの神社は静かです
気持ちのいい境内ですね
すごく立派な本殿ですね、重厚感があります
「浜」の字が旧字の「濱」だとちょっとごちゃつきますからね。
この方がスッキリ
さて、六ケ所廻って、お昼の時間も過ぎ、疲れと空腹に苛まれ始めたころに、この「石濱神社」の参道沿いにお茶屋さん
？食堂
？甘味処
？どれもあてはまるお店があります
外にテラス席もあって、気持ちよさそうだったけど、連れが迷うことなく店内飲食を選択したので、それに従います
唐揚げ定食、ボリューム満点、ご飯も大盛り、味も大満足・・・
食べきれるかな？？と思っていたけど、気がついたらペロリと平らげました
さて、ランチ休憩でHPも回復し、空腹もすっかり満たされたところで、次の神社に向かいます。
石濱神社から次の吉原神社までが一番距離があります。
途中「仲之町通り」という通りを通りますが、この通りを歩いていたら通りの向かいに「耕書堂」という看板を見つけました
「うわっ、『べらぼう』じゃん
」と興奮して、連れに話すと、べらぼうを全く見ていないのか無反応
ま、いっか
そうですよね、「吉原神社」、名前のとおり、あの吉原遊郭ゆかりの神社なんですね
吉原ってここらへんにあったんですね・・・
やっぱり東京って江戸ですね、あらためて
造りは小さいですが、どことなく吉原を思い起こさせるようなきらびやかさを感じます
おっ、出ました『べらぼう』。毎週見てますよ、蔦屋重三郎さん、もうすぐ終わってしまうんですね
ごめんなさい、私はアニメが全くわかりません！何かのキャラなのかこの神社のためのオリジナルなのかもわかりません
金文字キラキラ
歌碑ですね。
『べらぼう』を後にして、続いて「鷲神社」に向かいます。
「鷲神社」と書いて「おおとりじんじゃ」と読むんですね。
御朱印をもらおうと社務所に入ったとたんに、大きな「熊手」が目に飛び込んできて
見入ってしまいました
熊手の大きさわかりますか？縁起物という縁起物をかき集めて作り上げられています
見ているだけでワクワクしてきます
本殿には大きな「オカメ」様がお出迎え。とにかくでっかーいお顔でした
笑顔が素晴らしい
鷲神社は酉の市
の準備なのか、境内は足場だらけで少し味気なかったけど、いつもテレビで見る大賑わいの「酉の市」の映像はここからの放送だったのか
とまたひとつビックリ
ほんと、浅草ってすごすぎ
浅草七福神巡りもいよいよ最後の九ヵ所目に向かいます。最後にお参りするのは「矢先稲荷神社」です。浅草駅方面に南下していきます。
「合羽橋」を過ぎてちょっと行くと、住宅街の中に「矢先稲荷神社」があります。
かっぱ橋って「合羽」だったんですね。「河童橋」かと思っていました。レインウェアの方の合羽だったとは・・・そっか「河童橋」は長野の上高地ですね、テヘペロ
こちらの神社で目を引いたのは「手水舎」
です。水がめのまわりに緑が生い茂っており、シダ植物のような緑がとてもみずみずしくてとても情緒がありました
思わずサムと記念写真です
本殿もすてきでしょ
汚れないように提灯にはカバーをかけないとねっ。
こちらも金文字キラキラ
こちらの神社の狛犬さんは子狛犬よしよし系。子狛犬さんの表情もにっこり笑顔
です
それを横から笑顔でみつめる「あ・うん」の「あ」側の狛犬さん。愛を感じますね～
当初の予定では、一日で九か所巡るのは強行軍と思い、二日に分けてと考えていましたが、思いがけずどんどん回れて、一日で満願成就
できました
こちらが完成した浅草七福神色紙です
一巡して思うのは、もっとひとつひとつの神社仏閣を調べてからお参りすればよかったということです。
浅草の町は予想以上に歴史があって、お参りしながらや、お参りを終えてから知ったこともたくさんあります。何事も予習復習大事です。
まぁ、私の一般常識のなさも多々ありでしたけど
また機会がありましたら、ひとつひとつ改めてお参りしたいと思います
浅草の町、大好きになりました