こんばんは。

 

森澤 恭子です。

2022年12月より品川区長です。

 

地域のみなさまをお招きしての品川区の新年賀詞交歓会を開催しました。

冒頭、能登半島地震で犠牲となった方々に黙祷を捧げました。また会場には、義援金箱を設置しました。

 

私からも新年のご挨拶をさせていただいたので、ここに全文を共有します。

 

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新しい年を迎えました。
みなさまにおかれましては、日頃より品川区政に対する厚いご支援、深いご理解、ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

 


まずもって、元日に発生した能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。また、お亡くなりになられた方々へ心よりご冥福を申し上げます。引き続き、救助、支援あたってくださっている自衛隊、消防、警察などのみなさまには心から敬意を表する次第です。

品川区では、昨日、「被災地支援本部」を立ち上げたところですが、区長会など関係自治体とも連携しながら、被災地の復旧・復興を全力で支えてまいります。

また、羽田空港での事故によりお亡くなりになられた海上保安庁職員の皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

こうした国難ともいえる状況にあって、もとより区民の皆様の安全・安心を守るべく、改めて、職員とともに全力で区政運営にあたっていく決意です。ぜひみなさまも「自助・共助」を見直す機会としていただければ幸いです。

さて、本日の賀詞交歓会ですが、4年ぶりにイベントホールでの開催となりました。時代の変化に応じ、食事の提供はございませんが、お時間の許す限りご挨拶させていただき、みなさまも交流を深めていただければ幸いです。

それに先立ち、何点か、今後の区政の動きにかかるお話をさせていただきます。

まず一つ目ですが、品川区では本年10月、子どもや子育てを支援する最前線の拠点として区立の児童相談所を開設すべく、準備を進めているところです。地域の子どもたちを地域で守り育てていく。そうした観点から新たに設置するものですが、地域社会とつながり、子どもや子育てを支えていくパートナーとして、地域のみなさまにも是非ともご理解とお力添えを賜りますよう、お願いいたします。

また、来年3月になりますが、スポーツを通じたまちづくりを進める観点から、「しながわシティラン」を開催すべく、鋭意、準備を進めております。品川の街の魅力を発信し、シティプロモーションを推進するためには、ここにお集まりの地域の皆様、団体や企業の皆様のご協力が不可欠です。「オール品川」の力を結集して、区民みんなで盛り上がり、さらに品川区を飛躍させる大会を共につくり上げていきたいと考えております。何卒、ご協力の程、よろしくお願いいたします。
 

 

さて、品川区では「誰もが生きがいを感じ、自分らしく暮らしていける品川」の実現に向け、様々な施策を展開しておりますが、一方で、既存の事業について、中長期的な視点からのスクラップ・アンド・ビルドを行う「行政評価」を実施し、不断の検証や見直し、改善等を進めているところです。今年は、その結果を来年度予算にしっかり反映させるべく現在、編成作業を進めているところですが、こうしたマネジメントサイクルを確立することで区政に好循環を生み出し、真に必要とされる行政サービスの展開につなげてまいります。

とりわけ、先行き不透明な現下の状況の中にあって、区民の皆様の不安や生きづらさを解消し、「区民の幸福(しあわせ)」すなわち「ウェルビーイング」の実現を目指し、積極果敢に区政を前に進めていく所存です。ともに希望のもてる未来をつくりあげてまいりましょう。

結びに、皆様のご健勝とご多幸を心より祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。


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昨日、被災地支援対策本部も立ち上げました。情報収集をし、特別区長会とも連携し必要な支援に向け準備していきます。

 

 

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品川区長 森澤 恭子

(2022年12月4日~)

 

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