こんばんは。森沢きょうこです。

東京都議会議員を2期つとめ、現在は品川区長選挙に向けて活動しています。

今朝、「園バスの事故で心を痛めている。バスに乗る子どもの水筒にいつもよりも多めに水を入れた。こういうことに品川区は迅速に対応して欲しい」というご意見をいただきました。

 



昨年の福岡県での送迎バスでの死亡事故をふまえて都の対応について私も文書質問していました。

三 幼児・児童・生徒の送迎バスにおける安全管理について(2021年12月 令和3年第4回定例会)
7月に福岡県の保育園で5歳男児が送迎バス内に取り残され死亡した事件を受け、福岡県は9月、バス送迎などに関する独自ガイドライン(「福岡県保育施設による児童の車両送迎に係る安全管理標準指針」)を公表しました。運転手以外の職員を1名以上添乗させ、児童の乗降確認や走行時の安全管理等を行わせることなどを含め、乗降時の児童名や人数の確認などについて具体的な手順を定めることなど、細かく示しています。
その際、福岡県は、バス等での送迎に係る実態調査を実施し、送迎を実施していると回答があった施設のうち43%では送迎に係る安全管理マニュアル等が作成されていないという実態がわかったということです。
1 福岡県の保育園での事件を受け、都としても保育所の送迎バスについて、改めて安全管理について徹底すべく指導に取り組んでいくべきと考えますが、見解を伺います。
2 都内では幼稚園においても多くの送迎バスが運行しています。幼稚園の送迎バスの安全管理について都として改めて徹底すべきだと考えますが、見解を伺います。
3 都立特別支援学校においても多くの送迎バスが運行しています。特別支援学校の送迎バスにおいて、安全管理マニュアルはあるのか、また改めて安全管理を徹底すべきと考えますが、取組について伺います。

回答は今年の2月に得ていて

質 問 事 項
三 幼児・児童・生徒の送迎バスにおける安全管理について
1 福岡県の保育園での事件を受け、都としても保育所の送迎バスについて、改めて安全管理について徹底すべく指導に取り組んでいくべきだが、見解を伺う。

回 答
国の保育所保育指針では、保育中の事故防止のため、子供の心身の状態等を踏まえつつ、施設内外の安全点検に努め、安全対策のために全職員の共通理解や体制づくりを図るとともに、家庭や地域の関係機関の協力の下に安全指導を行うこととされています。
国は、令和3年8月、福岡県の事案を受けて、上記の内容も踏まえ、送迎バスを運行する場合等の安全管理の徹底について、通知を発出しました。

都は、区市町村を通じて、保育所等にこの通知を周知し、事故の発生防止に向けた対応を依頼しました。
さらに、令和3年度に作成した認可保育所等に対する講習会の動画でも本事案を取り上げ、バス送迎時等の置き去り事故の防止について注意喚起しています。



質 問 事 項
三の2 都内では幼稚園においても多くの送迎バスが運行している。幼稚園の送迎バスの安全管理について都として改めて徹底すべきだが、見解を伺う。

回 答
福岡県の事故を受け、送迎バスを運行する場合の留意点を含む、園児等の安全管理について、厚生労働省、文部科学省、内閣府の連名で、令和3年8月25日付事務連絡「保育所、幼稚園、認定こども園及び特別支援学校幼稚部における安全管理の徹底について」が発出されたため、都として知事所轄私立幼稚園設置者及び各区市私立幼稚園主管課長等に周知したところです。
今後も、園児等の安全管理の徹底について、注意喚起を図っていきます。



質 問 事 項
三の3 都立特別支援学校においても多くの送迎バスが運行している。特別支援学校の送迎バスにおいて、安全管理マニュアルはあるのか、また改めて安全管理を徹底すべきだが、取組について伺う。

回 答
都教育委員会は、障害のある児童・生徒が安心・安全に通学できるよう特別支援学校においてスクールバスを運行しています。
スクールバスの運行に当たっては、バス事業者との契約に関する仕様書において、安全管理に関する規定を設け、バス事業者に対し、都教育委員会が行う研修への参加や各特別支援学校が行う安全管理のための講習会及び定期的な打合せへの参加を義務付けるとともに、バス事業者が乗務員への研修・訓練等を実施することなどを定めています。
また、児童・生徒がスクールバス内に取り残されることを防ぐため、乗車する児童・生徒の情報や実際の乗降を確認するための様式を用いて、教員と乗務員が協力してバス車内の確認を行うなど、児童・生徒の引き渡しを確実に行うための手順を示した「スクールバス児童・生徒の引き渡しマニュアル」を定めています。
引き続き、安全管理の徹底に努めていきます。


というものでした。

しかしながら、結局、国内で同じような事故が二度起こってしまったことを鑑みると、やはり注意喚起やマニュアルでは人為的ミスは防げない前提で考える必要があります。

そういった中で、フローレンスの駒崎さんがnoteで提案していた仕組み。

 

 

2018年7月、韓国ソウルで4歳の女の子が保育園バスに8時間も放置され、亡くなってしまいました。

 この事件を受け、同年10月、韓国政府はすぐに道路交通法を改正※1。

 改正法では、保育所や幼稚園の運営者に、バス車内の園児置き去りを防ぐ装置の設置が義務付けられました。従わない場合は、罰金も課されます。

 この装置を使った仕組みは、「Sleeping Child Check System(寝てる子チェックシステム)」と呼ばれるもの。アメリカやカナダのスクールバスでも既に導入されているようです※2。

 運転手は、エンジンを切ったあと、3分以内に車内の後部に設置されたボタンを押しに行かなければいけません。もし運転手がそれを怠ったら、アラームがなる仕組みになっています。

 

三度同じ事故を繰り返さないために、技術で事故を防ぐ装置の導入義務化必要だと感じます。

 

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前・東京都議会議員(品川区/2期/無所属) 森沢きょうこ

 

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