こんばんは。

 

森澤恭子です。

 

東京都議会議員(品川区選出)、

無所属(東京みらい)で活動しています。

 

今日は総務委員会。

 

報告事項の「2020年度東京都政策連携団体経営目標の達成状況」について、質疑をしましたビックリマーク

 

 

政策連携団体とは…都と協働して事業等を執行し、又は提案し、都と政策実現に向け連携するなど、特に都政との関連性が高い団体で、全庁的に指導監督を行う必要がある団体

 

 

2020年度経営目標の達成状況は、A評価の団体が4団体、B評価の団体が27団体、C評価の団体が1団体、D評価の団体が1団体。
Q1)S、A、B、C、Dのこのランクはそれぞれどのような方法で行っているのか。(※他の議員と重複したため割愛)

A)

〇所管局が一次評価を行い、その後、総務局が、外部有識者の意見を踏まえ、戦略ごとの到達目標に対する実績を点数化し、その合計点で、基本評価を決定
〇その上で、不適正事案の発生などの定性的な面も総合的に勘案し、SからDまでの最終評価を行っている


何をもってAになり、何をもってBなのか、どのような基準でランクがついているのか、報告書では記載がなかったので、客観的な根拠でランク付けがされていることを次回以降示しいただきたい。



政策連携団体は「的確な経営判断のもとで経営改善を図ることが求められ、自主自立的な財政運営を行うことが原則」。
Q2)「経営改革」の中で、都の受託等だけでなく、外部に営業するなどして、自主財源を確保していくことが重要だと考えるが。

A)
〇 自主財源の確保は、自主自立的な財政運用を進め、専門性を活かした自主事業を実施する上でも重要
〇 2020年度の取組のほか、本年5月の「経営改革プラン(2021年度~2023年度)」では、複数の団体で協賛金の確保等による収益確保の取組を掲げている
〇 同プランの2022年度改訂では、団体は、都財政が不透明な中、事業を安定的に実施するための取組の重点的な検討を行うこととし、今後も自主財源の確保を促す


☞自主財源の比率をあげ、都からの受託のみならず、高い専門性を活かし、幅広く都民へのサービス向上に資することをぜひ、促していただきたい。



一方で、ひとくちに、政策連携団体といっても、そもそも事業内容も幅広いですし職員数を見ても数人のところから2000人近いところまで規模も幅広く、公営財団法人、一般財団法人、特別法人、社会福祉法人、株式会社と経営形態が異なる。規模によりマネジメントの難易度も違い、経営形態が違えば「経営改革」で求められる方向性も違ってくる。
そもそも目標達成の難易度に差があるのではないか。たとえば、都の受託にとどまらず、外に営業していって利益をあげていこうとする株式会社と、基本的に、特に外に営業する必要はなく仕事は都から受託するけれど、その質を上げていくことを目標とする、ということでは、だいぶ達成の難易度が違う。
また、マネジメントについても数人と2000人近い人数では、人材育成やモチベーション管理、コンプライアンスの徹底などについても難易度が異なる。

そういった中で、このように同列でランク付けされてしまうと、自分の力で発展しこうと考える団体のやる気を削いでしまうのではないか、下位にランク付けされると、役員報酬が減額されてしまうのであれば、無難な目標設定をしよう、と意欲を削いでしまうのではないかと懸念。

Q3)より難易度の高い経営改革に取り組む団体をしっかりと評価していくべき。

A)
〇政策連携団体は、都庁グループの一員として、都とともに政策実現を目指すうえで必要不可欠な存在であり、より一層質の高い都民サービスを提供していくことが求められる
〇このため、2021年度からの経営改革プランでは、新たに、難易度が高く、意欲的な経営目標を定め、その実現に向けて積極的な取組を進めた団体については、その成果に応じて高い評価を付与する制度を開始
〇こうした取組を通じて、団体のチャレンジ精神を引き出すことにより、自律的な改革を促す

 

 

Q4)「改革」というのは、一定の期間を決めて取り組んでいくべきだと思いますが、政策連携団体の「経営改革」は、何をもって「改革をされた状態」となるのか、「経営改革」の先にある理想な状態、何を目指しているのか。

A)
・ 経営改革プランでは、各団体が3年後の中期的な到達目標を設定し、その達成に向けた取組を明記
・ また、プラン策定後における都の施策の内容や、環境の変化へ的確に対応していくため、毎年度必要な改訂等を実施
・ こうした経営改革の取組を不断に実施することで、行政運営を支援、補完する機能にとどまらず、現場で培った専門性を都政にフィードバックするなど、高度な領域での役割をより一層担うことを目指す


☞加えて、都内企業のロールモデルとなるように、政策連携団体の果たす社会的責任を強化していただきたい。障がい者雇用に加えて、女性の管理職比率や男性の育休取得など都が率先して進めている社会的責任についても、経営目標の中で、各団体に意識していただけるよう、促していただきたい。
 


以上、


ありがとうございました🙇‍♂️

 

虹性別や障がいの有無、

家庭の状況などにより

選択を阻まれることなく

自分の望むように生き、

幸せを感じられる日本へ虹

*公式ホームページ*

http://kyokomorisawa.jp

----------

キラキラ「誰もが幸せを感じられる東京」「幸せがあふれ出す都市」へキラキラ

東京みらいビジョン2021

 

東京都議会議員(品川区選出) 森沢きょうこ

 

日々の活動や都議会に関するニュース情報など更新!

image

プライベートを含めカジュアルに更新♪

image

連絡先: info★kyokomorisawa.jp 

(★を@マークに変えて)