こんばんは。

 

森澤恭子です。

 

東京都議会議員(品川区選出)、

無所属(東京みらい)で活動しています。

 

親子・子育て応援ラボという

子育てにまつわる様々な勉強会を

企画しているプロジェクトの

 

 

超党派議員の事務局メンバーで

新宿区にある東京都児童相談センターに伺い

意見交換させていただきました。



児童相談所のしおり-2021年(令和3年)版-より)

 

最初に、虐待に関する相談対応の最新の状況を伺いましたが、

上記の表の通り、経路としては、一番多いのは警察、次は近隣知人からの通報ということでした。

 

 

虐待の内容としては、心理的虐待が約65%と一番多く、次に、身体的虐待、ネグレクト(育児の拒否)、性的虐待と続くということでした。

なお、心理的虐待が多い理由については、夫婦げんかでかけつけたところ、そこに子どもたちがいた(→面前DV=どちらかの親が子どもの前で、配偶者に暴力をふるったり、暴言を吐いたりする行為)という警察からの通告が多いからということでした。

 

保護件数も、常に施設の100%を超える状況になっていて、今は、学齢期の女子の入所が多い、愛着障がいや発達障がいの子が増えているというようなお話もありました。

 

なお、都では、子どもの権利や人権を尊重し、精神的な不安定な子どもたちに落ち着いた環境を提供するために、個室対応(これまでは大部屋)の一時保護所を6月に開設した旨(場所は非公開)のお話もありました。

 

個室の一時保護所はまだモデル的に1か所ということですが、お子さんひとりひとりに寄り添った一時保護所が増えていくことを期待したいと思います。

 

新宿の児相には、学校や家庭で情緒や行動面に悩みをもつ小中学生のための施設とプログラム「ぱお」がありますが

 

 

こういったプログラムが地域で受けられるようにするべきだと感じますし、地域に戻った時のサポート・連携体制も重要なのではと感じた次第です。

 

また、児相の職員のみなさまの日々のご尽力には心から敬意を表するものの、施設も日々定員を超える中で、対処療法的な対応には限界があり、やはり地域で、児童虐待の未然防止になりうる子育て施策に力を入れていくべきです。

 

あらゆる方向性から子育ての負担軽減する取組を強化する(一番は、保育所・幼稚園の2歳からの全入化だと思っていますが、まずはおむつ宅配などによる子育て世帯へのアウトリーチ)、親子や夫婦の関係性の改善を支援するべく、ペアレントトレーニングやカップルカウンセリングなどの仕組みを充実していく必要なのではないかと改めて思った次第です。

 

今日伺った内容は、引き続き議会での提案等に活かしていきます。



お忙しい中、丁寧にご対応、意見交換に応じてくださったセンターのみなさまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

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東京都議会議員(品川区選出) 森沢きょうこ

 

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