こんばんは。
森澤恭子です。
東京都議会議員(品川区選出)、
無所属(東京みらい)で活動しています。
経済的な困窮により
生理用品が買えないという課題に
フォーカスした「生理の貧困」。
ここ最近急激にフォーカスされ
各自治体が動いています。
私も斉藤れいな都議が1年前に話を聞いた
イギリス発祥の「学校に生理用品を届ける」
Red Box Projectや
「みんなの生理」さんのお話などを聞いて
認識していましたが、
当時、都立高の女子トイレに、レッドボックスを置けないか、と私も斉藤れいな都議と共に都教委のご担当に聞いた際は、誰にも知られずに生理用品が手に入れられるようトイレにおいておくことが大事であることの意義がうまく理解されず、保健室で養護教諭が状況を確認しながら渡すことが重要、といったような形で返されてしまい、
この認識の壁を超えることはなかなか難しいな…と思ったのですが、国会でも取り上げられ、そして、都議会においては、つい先日(3月9日)の予算特別委員会で、都議会公明党のまつば多美子議員が知事に対し、踏み込んだ質疑をされたことで都も大きく動く契機となりました。(聞いていてすばらしいと思いました!)
(3月9日の予算特別委員会質疑より)-----
〇まつば多美子議員(都議会公明党) 本来、こういう議場でなかなか取り上げにくい話題でありますけれども、女性知事である小池知事ということで、あえてきょうは質問させていただきたいと思います。
先日、公明党の女性委員会は、生理をめぐる悩みについて、20代、30代の女性からオンラインでお話を伺いました。その際、任意団体ハッシュタグみんなの生理の谷口歩実共同代表から講演をしていただきました。
海外で社会問題として注目され始めている、いわゆる生理の貧困について、国内の実態を調べようとアンケート調査を行ったということです。過去一年間に、経済的理由で生理用品を買うのに苦労したことがある、買えなかったことがあると答えた人は合わせて26%、生理用品を交換する頻度を減らしたことがある、37%、トイレットペーパーなどで代用したことがある、27%と、大変に深刻な状況が浮き彫りになっております。
今、初潮を迎える年齢も低年齢化してきているともいわれておりまして、そうなりますと小学校とか、中学、高校も含めてですけれども、そういった意味で、影響も大変心配いたしております。
例えば、学校のトイレに生理用品を置いて無料で使えるようにするなど、そのようなことも考えられるのではないかと思っております。
こうした生理の貧困について、知事のお考え、そして思いをお伺いしたいと思います。
○小池知事 年齢も、性別も、国籍も、そして障害の有無も関係なく、誰もが輝く多様性あふれる東京を実現していくことは重要であります。知事就任以来、さまざま取り組みに力を入れてまいったわけでございます。
今、ご指摘もありましたように、新型コロナウイルスの影響を受けて、女性は経済的に厳しい環境に陥りやすい状況にあると、このように考えております。そうした中で、お話にありました生理の貧困という深刻な問題が生じていると認識しておりまして、さきの参議院においても議論が行われたということを聞いております。
都といたしましても、関係する局の中で、何ができるのか今後検討してまいります。
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その後、厚生委員会の質疑などで明らかにされていますが
都は、災害備蓄品として更新が近づいている生理用品を
希望する区市町村へ分配するなどしています。
Red Box Japanさんも
斉藤れいな議員を通じて
都教委とつながりましたー!
Red Box Japan@redbox_japan
東京都議会の斉藤れいなさんのご紹介で都庁に訪問し、都立学校への生理用品設置にむけ都教育委員会の担当者様とお話をさせていただきました。レッドボックス設置により、生理期間中の学生が安心して学校生活を送ることができるようサポート体制を整… https://t.co/0a2pizZB8H
2021年03月26日 09:04
そして、品川区でも、
4月6日(火)から無償配布がスタートすることが
昨日公表されました。
-----(HPより)
品川区では「優しさをかたちにプロジェクト」を立ち上げ、防災備蓄品を活用し、生理用品の入手が困難な方を対象に無償配布します。
配布場所は、区内地域センター、支え愛・ほっとステーション、品川区役所内暮らし・しごと応援センター、子育て応援課、男女共同参画センター、区内保健センター、社会福祉協議会です。
また、区立小学校・中学校・義務教育学校においても、児童・生徒の手に届きやすいよう、学校のトイレに設置します。
〇開始時期
令和3年4月6日(火)から
※在庫がなくなり次第終了させていただきますのでご了承ください。
生理用品の購入に困っている方は気軽にお立ち寄り下さい。お待ちしております。
※施設での窓口配布については、お持ち帰り用に手提げバックの持参をお願いします。
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学校のトイレに設置するということ、
カードやスマホ画面を見せれば、声を出さずとも
受け取ることができる仕組み、とても大事だと思います。
必要な方に届きますように!
そして、私も、引き続き、困難を抱える女性への支援について取り組んでいきます。
性別や障がいの有無、
家庭の状況などにより
選択を阻まれることなく
自分の望むように生き、
幸せを感じられる日本へ
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東京都議会議員(品川区選出) 森沢きょうこ
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