令和3年第1回定例会、閉会！～「東京都こども基本条例」も無事成立！

こんばんは。

森澤恭子です。

東京都議会議員（品川区選出）、

無所属（東京みらい）で活動しています。

本日、令和3年第1回定例会が閉会。

今日も急きょ補正予算の審議が入るなど、気が抜けませんでしたが、

令和3年度予算などに加えて、

無事「東京都こども基本条例」も全会一致で可決👏され、成立。

あまりに怒涛の日々だったので、

議場から執務室に戻ってきた時には、

「終わったー」と

思わず叫んでしまいました

今回の定例会は、

最後まで、

ほんとうに多くの学びがありました。

人として。

政治家として。

私がベテラン政治家となったり

それなりの立場につけたときには

こういう振る舞いをしたいと

思うような方々と

やりとりさせていただき

勉強になることばかりでした。

（もちろん反面教師もありますが・・・）

心から感謝。

終了後は、

4/1付で異動となる課長のみなさんが

挨拶にきてくださいました。

親しくさせていただいた課長さんが

異動されるのはとても寂しいですが、

ご栄転であることも多く。

次の部署でのご活躍を願うばかりです。

私たちの任期もあと少し。

またどこかでお会いできることを願って

閉会にあたっておくざわ高広議員に代わってから初めてとなる幹事長談話も出しましたので、紹介します。

【令和３年第一回定例会を終えて（幹事長談話）】

無所属東京みらいは、知事提出の全議案に賛成、議員提出議案第三号「東京都こども基本条例」に賛成、その他の議員提出議案に反対しました。
「東京都こども基本条例」については、原案の趣旨に賛同し、提出に至る経緯における並々ならぬご努力とその想いに感服し、共同提案者となりました。本日の全会派が賛成しての成立を機に、こどもの権利が尊重され、こども第一の施策が組織横断で総合的に取り組まれていくよう、心から願うものです。
「東京都新型コロナ条例の一部改正条例」については、差別的取り扱いへの救済措置などの重要な項目もある一方で、療養の手法を限定してしまうこと、改正によって具体的に進む取組が想定されていないことを総合的に判断し、反対しました。
令和三年度予算案については、コロナ禍の先にある「誰もが輝ける、世界から選ばれる東京を創り出す」ために、「社会の構造改⾰」に取り組む内容が数多くみられることは重要です。一方で、一年を越えた新型コロナウイルス感染症との戦いについて、今後さらに厳しさを増すことが予想される都財政の状況をにらみつつも、さらなる対策を講じていく必要もあります。
新型コロナ対策は、ワクチン接種を見据えた医療体制、変異株やリバウンドに備える検査体制の強化、東京iCDCを中心とした司令塔機能の発揮や適切な外部委託による医療機関や保健所等の負担軽減がより一層重要になると指摘しました。
加えて、コロナ禍による社会経済活動の縮小に鑑み、東京版ニューディールにとどまらない、雇用促進減税も含む新たな雇用創出の取組を行うべきであり、その間も一人ひとりに届くセーフティネットの強化を求めました。
教育は、データやICTの活用促進とともに、家庭環境等が学びの格差を生まないよう支援すること、学校現場こそジェンダー平等の推進やインクルーシブな環境の実現を目指し学校内外の協働が重要との認識を示しました。
コロナ解雇の増加に鑑み、雇用就業対策の強化、障がい者雇用の促進を求め、また、全ての文化芸術活動の安全、安心な継続への支援を要望しました。
ジェンダー平等の推進について、生理や妊娠・出産、更年期に至るまで、女性特有の健康課題に関して、男性を含む社会全体が理解していくことは欠かせません。また、予期せぬ妊娠などによって、女性だけが家庭や社会から孤立してしまう今の社会は問題であり、幅広い取組を求めるものです。
パートナーシップ制度については、「海外、国内の仕組み」について幅広く調査すると示されましたが、導入に向けた前向きな取組となるよう注視していく必要があると考えます。
少子化対策について、こどもの笑顔のためにも、大人の笑顔を増やす取組が重要であり、経済的にも心理的にも子育て家庭の負担を取り除き、社会全体で支える仕組みづくりを進めるよう求めました。
社会を変える方法は、予算措置だけではありません。これまで当たり前とされてきた仕組みや制度を変えること、定量的な分析、評価による規制改革、政策評価と事業評価の統合、減税を含む都民の負担軽減といったあらゆる方法を用いる必要があります。今後厳しい財政局面を迎える可能性を念頭に、国と区市町村との役割分担や民間との協働を進め、都庁がなすべきものを見極め、注力するよう求める次第です。
東京都が首都公務員としての誇りをもって、都民や事業者に寄り添い、新型コロナに立ち向かっていくよう奮起を期待するとともに、私たちも建設的な提案によって、その背中を後押ししてまいります。

無所属東京みらい幹事長　森澤恭子