こんばんは。
東京都議会議員(品川区選出)、
無所属(東京みらい)で活動しています。
森澤恭子です。
おくざわ高広都議が調整してくれた
障がい者雇用を拡大するための
「超短時間雇用」を提唱する
東大の先端研の
近藤武夫先生のお話を聞く
オンライン勉強会。
すでにおくざわ都議が
わかりやすく書いてくれていますが
「超短時間雇用」は
通常の仕事にインクルージョンし、
業務の対価である時給は
通常と同じというのがポイント。
また、企業に
障がいのある人向けの仕事をつくってください
とはいわず、
職場にとって価値のある仕事を
切り出してもらい
職場に障がい者がくる、
ではなくて困っていることを
助けてくれる人がくるというイメージ。
先日、実装を手がけている会社さん↓から
お話を伺ったばかりだったので
より理解が進みましたが
何より示唆として印象的だったのは、
〇長時間働くことが前提
〇採用時に職務定義がない
(頻繁に異動があり、
臨機応変になんでもできる人が求められる)
という日本型雇用は、
何らかの事情
(子育て、介護、疾患、障がい、高齢など)
のある人々が
労働社会から排除されやすい構造
になっているというそもそも論…
長時間労働は変わりつつありますが
職務定義がないことがこれほどの
弊害をもたしているということは
目からウロコでした
一般的に企業は
「総合職」として採用し
ジェネラリストであること、
もっている能力をのばす、のではなく、
できないこともできるよう
努力することを求められ
誰もがタフネス、臨機応変力、
コミュニケ-ション力が
求められてしまう。
これは確かに非常に働きにくいし
生きにくい…
「好きなこと」を仕事に、が
これまで日本で根付いてこなかった要因でも
あるのだろうなと思いました。
そして、労働からの排除は
貧困や引きこもりなどの
「地域課題」を生むということ。
そもそもの
日本における「働き方」の仕組みや前提を
変えていかなくてはいけない
という認識と共に
先生も様々な地域で
「超短時間雇用」を実装していきたい、
というお話があったように
日本全国で広がるべきモデルだと
改めて思いました。
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東京都議会議員(品川区選出) 森沢きょうこ
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