こんばんは。

 

森澤恭子です。

 

東京都議会議員(品川区選出)、

無所属(東京みらい)で活動しています。

 

主に国の補正予算を財源とする

令和2年度7月補正予算(3,132億円)を審議する

令和2年第2回臨時会の開会日で、

知事の所信表明などがありましたベル

 

ちなみに、都議補選が4選挙区であったため

(すべて自民党の議員さんが当選)

都議会の座席構成も変わり、

私は一番前の真ん中に叫び叫び

 


さて、本日、都議会議員の定数を是正する条例

(1増1減=練馬区1議席増、大田区1議席減)が

可決されたのですが、

 

私たち、無所属 東京みらいは、

3年前にお約束した

「ふるい都議会をあたらしく」

という信念に則り、

 

現状の人口と

議員定数(=議席数)の不一致が

大きいと指摘されている、

すべての区(4増4減)について

是正を行うべきと考え、

本日提出された条例について

反対をしました。

 

※大田区、杉並区、新宿区、墨田区で1議席減、
世田谷区、練馬区、江戸川区、江東区で1議席増

 

詳細は、検討委員会に出席していた

おくざわ都議のブログを

読んでいただければと思いますが、


端的にいって、

 

今回の検討の過程において感じたのは

 

議員の定数(議席数)を

変更するというのは、

自身や自分の党の議員の

当落に関つながることであり、

残念ながらえーん

議員や政党自らが

是正をすすめることは

非常に難しいことであるということ。。。

 

(私もおくざわ都議も、斉藤れいな都議も

もし仮にこれが自分の選挙区での

「議席減」というケースでも

是正を進める立場であっただろう

自信がありますが…)

 

その検討の過程が

非公開で行われているため

さらに不透明になってします。

 

そのため、途中、おくざわ都議からは

「公開での議論」を求めています。

 

以下、本日おくざわ都議が代表して

議場で述べた意見(討論)の全文です。

 

**
「ふるい都議会をあたらしく」
 3年前、都民の皆様にそうお約束して、私たちは第20期東京都議会に送り出していただきました。その期待とは、社会の常識とはかけ離れた論理で物事が決まっていく「ふるい政治」から脱却し、時には自らの立場を犠牲にしても、ひたすらに「都民の利益」のために最善の判断をしていく政治へと、その仕組みや機能をあたらしくしてほしいというものであるととらえています。それは、都議会の勢力がどのような状況になっても、将来にわたって担保されていくべきものであり、そのための改革を託されたのが、私たちの役割であると考えてきました。
 そのような意味から、議員定数、とりわけ各選挙区の定数は、より多様な民意を適切に反映させるために、重要な仕組みの一つです。私たちは、以下の2点に着目して議論を重ね、今回提出された議員提出条例第14号と第15号のいずれにおいても、反対の立場をとるものです。
 第一に、「総定数」についてです。都議会定数127人は、全国一位ですが、人口を定数で割る、つまり、議員一人が声を伺うべき相手がどれだけいるかということですが、これは10万人を超えており、全国一位です。さらに人口が増えつづけ、かつ仕事や観光などの理由で行き交う人も多い東京都においては、少なくとも減らす要素はないと考え、127人とすべきと考えるものです。
 第二に、「選挙区定数」についてです。選挙区定数については、座長報告には、平成31年2月5日の最高裁判決において、「合憲・適法」と判断されたとありますが、私たちは、その判決に記載されている見解や付されている意見について重く受け止めています。
文中には、「都道府県議会の議員の定数の各選挙区に対する配分につき、人口比例を最も重要かつ基本的な基準とする」旨が記載されています。さらに、裁判官の一人からは意見が付されており、「地方議会議員については、その選挙区(コミュニティ)の代表としての色合いが濃くてしかるべき」ことや、「合区とする必要がある場合には単に便宜というよりも、地理的・経済的基盤等をなるべく共有するとの観点」の重要性が示されています。人口比例の原則の「緩和の程度については、十分かつ合理的な理由があり、それが明確に説明可能であるか」といった観点からの検証が必要であり、人口比例定数と条例定数の不一致がみられる選挙区については、「合理的理由が説明できない限り、早急に是正が検討されるべき」と締めくくられています。
このような観点から、人口比例定数と条例定数の不一致の大きい練馬区と大田区の1増1減のみを行うことは適切ではなく、不一致がみられる8選挙区全てについて是正すべき、つまり4増4減を行うべきであると考え、第15号には反対するものです。また、千代田区と中央区の合区については、地理的・経済的基盤等を共有するか否かという観点での議論が不充分であり、時期尚早と考えることから第14号に反対するものです。
最後に、「定数検討委員会のあり方」について一言申し上げます。その設置要綱には、「検討会は、原則として非公開」であり、「座長が必要と認める場合に公開することができる」とされています。
定数は、議員の立場に関わることであり、議員自ら是正をすすめることは大変難しいことであると今回改めて実感しました。だからこそ、議論の過程を公開することが、都民の皆様の充分な理解や、公正で信頼のおける都政運営に繋がるものと考えます。そのような観点から、私も含め、公開での議論を求める声があったことを、ここに残し、次期の定数検討委員会に活かされることを切に願うものです。
引き続き、私たちが最初にお約束した「ふるい都議会をあたらしく」することを、最後まであきらめず取り組んでいくことをお誓いし、討論を終わります。

**

 

 

こういった現状を都民のみなさまに

知っていただき、関心をもっていただくことは

とても重要だと思います。

 

もちろん私たちの力不足でもありますが

最後まであきらめず取り組んでいきます。

 

*公式ホームページ*

http://kyokomorisawa.jp

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東京都議会議員(品川区選出) 森沢きょうこ

 

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