こんばんは。
東京都議会議員（品川区選出）の
森沢きょうこです。
まもなく始まる
第2回定例会に提出される
補正予算案が公表されました。
補正予算の柱は
✓新型コロナウイルスの感染拡大を防止する対策
✓経済活動と都民生活を支えるセーフティネットの強化
✓感染症防止と経済社会活動との両立等を図る取組
✓社会構造の変革を促し、直面する危機を乗り越える取組
詳しくはこちら
5/7～5/31の
休業要請の追加の協力金や
PCR検査・抗原検査についての
自己負担分の費用負担を含む
医療提供体制の強化などが
盛り込まれました。
私たちも前回の特別委員会での
質疑を通して指摘をしたり
要望をしてきたことも
盛り込まれていました
経済分野を中心に
私なりの注目ポイントを紹介します。
注目ポイント①
非対面型サービスへ転換を
図ろうとする事業者への支援
〇新しい生活様式に対応したビジネス展開支援
業界団体などが策定する
ガイドラインに基づく
感染防止策の実施の支援や
非接触型サービス導入による
業態転換支援に経費が助成
されます。
これについては、
先の特別委員会でも
私たちしか取り上げていなかった
テーマでもあり
感染拡大防止の観点から、
非対面型サービスへ転換を
図ろうとする事業者について、
その業種を問わず、
飲食事業者と同程度の支援を講じること。
例）-エンターテインメント産業の
振興のため、民間配信プラットフォームと
連携することや、
文化芸術作品を
映像・動画で有償配信する際の支援。
-学習塾におけるオンライン授業、
スポーツジムにおける
オンラインフィットネスなどに
必要な機材導入支援。
といった形で
何度も要望の中で繰り返していたので
予算がついたことは、
とても嬉しいことです
注目ポイント②
コロナで顕在化した
社会的課題の解決に資する
ソーシャルビジネスの
クラウドファンディング手数料支援
〇クラウドファンディングを活用した資金調達支援
感染拡大に伴い、発生・顕在化した
社会的課題の解決に資する
ソーシャルビジネスを行う法人や
経営に影響を受けている
スタートアップ等の
クラウドファンディングについて
手数料を補助。
その補助率などがあがる予定です。
これについても、
「クラウドファンディングを
活用した資金調達支援」については、
新規サービスやソーシャルビジネスに加え、
新型コロナウイルス感染症の影響による
諸課題を解決するための取組も
広く対象とすること。
また、募集を早期に開始するとともに、
より多くの方が活用できるよう
広報を強化すること。
と要望してきました。
注目ポイント③
スタートアップを中心に
民間の取り組みを後押しする支援
官民協業を進め
「民間事業者等の
独自の取組を支援する仕組み」や
「行政との連携によって
課題を解決していく
オープンイノベーションの促進を図ること」
などを要望してきました。
そういった中で、
新事業分野開拓者認定・支援事業
ベンチャー等の中小企業が開発した
感染拡大防止に資する新商品等を
都が認定し、先行して購入することで、
販路拡大を支援
デジタルトランスフォーメーション推進に
係るスタートアップ実証実験促進事業
デジタルトランスフォーメーション分野
（＝非接触、オンラインのイメージ）の
活用による新たなビジネスモデルの実証に
挑戦する企業を支援し実証事例を発信
新型コロナウイルス感染症緊急対策に係る
ソーシャルビジネス支援事業
感染拡大に伴い、
発生・顕在化した社会課題の解決に資する
ソーシャルビジネスを行う法人等に対し、
活動に必要な導入経費を助成
は注目したい事業です
注目ポイント④
都独自のひとり親家庭支援
ひとり親家庭についても
影響が大きく支援が必要と、
当初より繰り返し要望してきました。
新型コロナウイルス感染症緊急対策に係る
ひとり親家庭支援事業
児童扶養手当受給世帯を対象に、
食料品等を提供
という予算がついたのは重要です。
一方で、すでに区市町村で
独自に取り組みが
始まっている場合もあり
また、区市町村の手続き上の負担もあり
迅速にただ丁寧に進めていく必要が
あると考えます。
さらに、文化芸術活動の支援拡充として
「アートにエールを！
東京プロジェクト」の
規模が拡充したこと、
また、劇場・ホール等での
無観客公演の配信等も
新たに対象となることも重要です。
さて、
これまでにあげた何れの事業も
これから制度をつめていくという
段階にあり
今週から始まる委員会や
本会議の質疑を通して
取り組みがよりよいものになるよう
私たちも尽力していきます
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