こんばんは。

 

東京都議会議員(品川区選出)の

森沢きょうこです。

 

東京都の再犯防止推進計画

本定例会で議論されるのを前に

 

以前総務委員会に所属し

このテーマを継続的に調査・研究している

おくざわ高広都議の声かけで、

 

元葉山町議会議員であり

覚せい剤で逮捕された経験をもつ

細川慎一さんを招いての勉強会を開催。

 

*細川慎一さん*

NPO法人Hatch代表。

2016年に覚せい剤の所持・使用で有罪判決後に

薬物依存症の診断を受けた依存症の当事者。

2019年に執行猶予の満了を迎えたことを機に、

自身の経験を通じて「生き辛さ」に関する

社会問題の啓発活動を開始。

 

 

都内の再犯率は5割

その背景には、

貧困や孤独、

障がいや病気があるといいます。

 

細川さんが繰り返し

おっしゃっていて印象的だったのは、


細川さんの場合は
ご家族やご友人のサポート、
運や縁があり
精神科医や依存症の治療施設に

つながり回復できた。

でも、果たして、

その運や縁がない人はどうなるのか。

再犯の要因として
出所した後に、
適切な福祉や支援につながらず
孤立してしまう
というのがあげられる。

 

平成28年に施行された再犯防止推進法、

それに基づく国の計画を踏まえ
地方公共団体が再犯防止計画をつくる意味は

出所した人たちは
必ず地域社会に帰ってくる。

その時に、

適切な福祉や支援に

つながるかどうか
そこがとても大事ということです。

細川さん自身が薬物使用に

陥ってしまった原因も

とても衝撃的なものでした。

2回の落選を経て

やっと当選した議員の仕事、
自分に寄せられるすべての期待に応えたい、
認められたい
寝る間もおしんで勉強したい仕事したい
というところまでいってしまったから。

それまで生きてきた環境・経験に加え、
その真面目さゆえに

薬物使用にたどり着いてしまったという

ことでした。。。

 

また薬物使用で逮捕されても

「依存症」という認識がない、

認めたくない、という人も多く

細川さんは最初はそうだったそうです。

 

最近、ニュージランド政府も

幸福予算の中で、優先順位高くおいていた

メンタルケアの重要性にも

思い至りました。



さらに、細川さんのお話の中で、


知らない・

理解していないということは
偏見につながる


ぜひまずは知って欲しいという
言葉が印象的でした。


かなりの苦悩されてきた
細川さんの言葉ひとつひとつが重みがあり、

 

再犯についてだけでなく

「生きづらさ」ということについて

とても考えさせられる機会となりました。

 

 

勉強会を開いてくれたおくざわ都議、

都議会まで足を運んでくださった

細川慎一さんに感謝です。

 

引き続き考えていきたいと思います。

 


 

 

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