こんばんは。

 

東京都議会議員(品川区選出)の

森沢きょうこです。

 

弾丸丸2日シンガポール滞在。

ブログ参照:危機意識が高まった...シンガポール

 

まず1日目の午前中は、

シンガポール国家開発省

(Ministry  of National Development)の

暮らしやすく

持続可能な都市のあり方について

研究提言する機関

Center for Livable Cities(通称CLC)にて

意見交換。

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街づくりにおいて聞きたかったこと&私たちの問題意識
・世界からヒト・モノ・お金を集める都市戦略

・IR(統合型リゾート)のメリット・デメリット
・築地再開発は、今後、数十年かけて、段階的整備を進めていく。その中で、マリーナベイサンズの段階的整備が成功事例としてあがっているが、何がポイントか etc

 

 


 
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都市戦略について
●small countryだから、

どうenrich our landするかを考え

戦略を立てる。

30~40年のConcept planの下に、

短期間のMaster planがある

(※マスタープランについては追って言及)


●うまくいっている秘訣は、

Singapore governance(ガバナンス)
つまり、政府、行政機関、国民、Market(民間)の四者のコミュニケーション、

そして、co-creationしていくこと。
街づくりがうまく行く大きな要素は、

「強いリーダー」がいる こと。

マレー系の居住地である

カンポン・グラムの

保存&活性化プロジェクトでも
みんながリスペクトするリーダーが

いたから進んだ。
リーダーは必ずしも人だけではなく、

会社や組織でもよい。

ちなみに、大手町や有楽町は良い事例(did well)ではないか。そこに、三菱地所という強いリーダーがいたから。


とにかくそのエリアの住人、

労働者、観光客、ビジネスオーナーなど 
あらゆるstakeholderの話を聞き、

それぞれのown profits(利益)を把握し

意見を集約する

(大変な作業ではあるが…)
*リトルインディアの事例
https://www.clc.gov.sg/docs/default-source/urban-solutions/urb-sol-iss-11-pdfs/essay-place-management.pdf  

このstakeholderの話をしている中では、

シンガポールは

とにかく民族がdiverse(多様な社会)、
日本には日本人しかいないでしょ

(だからもっと複雑ではないはず)ビックリマーク

指摘されました...たしかに。。

 

common vision/goalがあれば、

different approachはOK。
とにかく意見を戦わせる。
fight productvily

 


築地再開発についての意見交換では、

 

・長年にわたり、

プロジェクトを率いるリーダーシップ
・stakeholoderの意見を聞き、

その上で、professional viewをいれ、
案をまとめていく
・確固たる共通のビジョン、ゴール

 

等の必要性を指摘され、

ヒントをいただきました。



移民政策について
●どこかの民族が増え過ぎないように。

それぞれの民族のpropotion(割合)を

一定に保つ必要。
2011年選挙以降は、tightingの方向性。

young peopleを増やしたい。
ただ、若ければいいというわけではなく、

シンガポールはsmall cityということを前提に
経済を支え、社会に貢献する

right peopleに来てもらいたい

すべてが、経済成長につながるか、

自国の利益につながるかで考えられていて、

目的が明確でわかりやすいビックリマーク

 


水政策について
シンガポールは、大半の水を

マレーシア(ジョホール)から

輸入していることが有名ですが、

●ここ最近、自給を目指して、

汚い水を飲み水にする再生水

Newater(ニューウォーター)を活用。

 


※高齢社会については別途
※IRについては別途


IRの次の街づくり戦略
・今ある6つの港をひとつにまとめて、

Mega Portをつくり、

世界一の港にする計画がある。

また港の跡地は再開発。
・チャンギ空港に第5ターミナルを。


常に成長し続けようとする

貪欲さと大胆な計画。。。

 

 

シンガポールが戦略的にスピード感をもって

モノゴトを進められる理由
このミーティングに限らず、行政の方から、

何度も「Singapore is small city. So...」

という発言があったのが印象的でした。

小さい都市国家であることの

課題意識が前提として根付いていて
international marketを

必然的に見る必要があり、
世界を意識して戦略が立てられています。


●行政がone levelであること

(日本みたいに、国、県、区がない)

●これまで40年間、政府が、

結果を出し続けている。
promise→make it open(transparent)

→result
約束し、そのプロセスを

とにかくオープンにし、結果を出す、

その好循環なサイクルで、

政府が信頼されている
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シンガポールは、

独裁体制で、政府がとても強い、

自国の資源がなく、

マーケットが小さいという

背景はありますが、

 

世界を意識し、

自分たちのプレゼンスを考える

その考え方や戦略には

圧倒されっぱなしでした。




東京の現状と比較して、ため息、

悲観的なことをつぶやいていたら、

"You can do it ! 

We learned a a lot 

from Tokyo." 
自信をもってビックリマークと励まされました 笑

 

 

 

 

お忙しいところ時間をとってくださった

CLCのみなさんに感謝です。

 

 

明日以降も、レポート続けますアップ

 

 

流れ星「無所属 東京みらい」公式ホームページ下矢印

https://tokyo-mirai.net/

 

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東京都議会議員(品川区選出) 森沢きょうこ

 

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