こんばんは。

 

東京都議会議員(品川区選出)の

森沢きょうこです。

 

昨日投開票がありました

品川区長選をめぐって

フォーカスされた政策等について

今後の都議会での議論にも

影響があることから

ひとつ綴りたいと思います。

 

都民ファーストの会は

都議選でも、

東京2020大会に向け、

インバウンド需要なども鑑みた、

また世界の都市間競争に勝っていくための

羽田空港の機能強化、

国際線発着枠を約4万回拡大を公約に掲げ、

 

その手段である、

国土交通省が案として出している新飛行経路

については、

知事や都庁が進めている政策でもあることから、

 

これまで容認し、

 

(平成30年2月15日 都市整備委員会付託)
羽田空港増便による都心での新低空飛行ルートの再検討を国に求めることに関する請願

(平成30年6月8日 都市整備委員会付託)
羽田増便に伴う都心上空縦断の新ルートの情報公開と都民の安全を求める陳情

何れも都民ファーストの会 東京都議団は 

否決をしています。

 


詳しくは議事録を

ご覧いただければと思いますが、

 

議事録)2018年2月15日 都市整備委員会

議事録)2018年6月8日 都市整備委員会

 


もちろん私も、
羽田空港の機能強化、増便のために

地域住民の

安全・安心が置き去りになることは

あってはならず、


関係する都民の声を丁寧に聞きながら、
不安が解消されるよう国に求めていくことを

都に求めています。

 

ただ、今回、

新ルート撤回をメインの公約に掲げる候補を

推薦し、応援することは、

 

私たちが都議選で公約したことや

議会でとってきたスタンスと

矛盾すると考えました。

 

また、結果として、

知事と東京都が進めている政策を

否定することにもなります。

 

 

私もこれは

有権者を混乱させることにもなるし

大きな問題だと思い、

おかしいのではないか、と

内部で抗議をしましたが、

 

多分に私の力不足で

決定を動かすことはできず…

 

 

一方、

では今回、逆に都民ファーストの会が

羽田空港の新飛行ルートに関する

スタンスを変えることになるのか、

と確認しましたが、

それはなく、これまで通りだということ。

 

なお、同じような矛盾が、

次にメインで掲げられていた

給食費無償化の政策についてもおこっています。

 

 

このような経緯から、

私は今回、

これまで都民ファーストの会の政策方針の元

とってきたスタンス・行ってきた質疑と

180度違う行動をとることはできませんでした。

 

 



また、

 

こういった矛盾への疑問を

指摘していたのにも関わらず

 

そもそも候補者への

推薦決定について事前に知ることはなく、

 

決定後(おそらく外部公表後)に、

他党の関係者からの第一報で

知ることとなり、

非常に驚きました。

 

こういった推薦決定過程にも

課題があると考えています。

 

 

その他、細かいことは多々あり、

私にとっては非常におかしいと思える状況に

この数か月葛藤し、悩みましたが、

(それで人生初の数か月にわたる肌荒れと白髪増…あせるあせる

 

都議選の時に

都民のみなさんがどのような想いで

都民ファーストの会に投票してくれたのか、

をふまえて、

 

都民ファーストの会と共にある

自分のあり方を

考え直さなくてはいけないと思っています。

 

 

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 ★ワーママの声を都政に!★

 

東京都議会議員(品川区選出) 森沢きょうこ

 

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