こんばんは。

 

東京都議会議員(品川区選出)の森沢きょうこです。

 

働きながら乳幼児を育てている時、

何度も壁にぶちあたるのが、子どもの熱、病気叫び

 

私も、何度病児保育のお世話になったことか…

感謝しても感謝しきれません。

先生や看護士さんが

しっかり見てくれていると思うと

安心して預けられ、

ほっとしたことを覚えています。

 

全国病児保育協議会の会長である大川先生に

お話を聞く機会があり、

 

先生から、

 

「病児保育を支えるべきは企業」

 

というお話がありました。

最近では、

企業内保育所の整備も進んでいますが、

確かに、従業員が休まず働くことで、

企業にとっても恩恵があるわけです。
従業員の働く環境を整えるという意味で
企業にもその支援をしてもらうことには

一理あると感じました。  

 

そういう意味で、

従業員の病児保育個人負担金を補助すべきでないか、
企業が最寄りの病児保育施設とタイアップし、連携していくべき、

といったご意見は
これからの病児保育のあり方、考え方として、
とても重要だなと感じました。

 

また、どうしても繁閑の差や、

隔離するような病気を一人預かると

それ以外を預彼がいなどの課題もあるので、

区や市の枠組みを超えた、広域連携、

他施設との連携の必要性

それに伴う、

予約の中央システムの必要性についても

言及がありました。

一方で、病児保育士は、
国の制度では、本来の保育事業には含まれていないというところで、
なかなか待遇が改善されないという課題があります。

そのような中、東京都では、

保育従事職員宿舎借り上げ支援事業や保育士等キャリアアップ補助で、
病児保育事業も支援しています。

共働き世帯にとっては、

とてもありがたい病児保育。

 

看護休暇等の整備も引き続き必要ですが、

一方で、仕事をしていれば、

どうしても休めないという時も多々あります。

 

病児保育のありかた、

今後しっかり考えていきたいところです。

 

現在建設中の先生の新しい病児保育施設の前で