こんにちは。

 

東京都議会議員(品川区選出)の森澤恭子です。

 

昨日メディアの掲載についても紹介しましたが、

 

動画こちらから↓(質問は12分、その後、知事も含め答弁が10分程度です)

 

私が今回意識したのは、なぜ私が都議になったのか、という原点。

質問の文言については、議会での発言となりますが、

その先にいる、都民のみなさま、

特に同じ子育て世代を意識して

わかりやすい言葉を心掛けました。

また、様々な想いをこめました。

 

質問と答弁の要旨を紹介します。


Q)女性の再就職支援にもつながる多様な人材活用の促進に向けた
中小企業支援について


★今年度、企業の要請に応じて、専門家を派遣し、
女性等が働きやすい勤務条件への見直しを提案するコンサルティングを開始

 

★来年度は、専門家の派遣企業数を拡大するとともに、
企業と求職者が一堂に会する就職面接会を東京労働局と連携して新たに開催

Q)地域に密着した起業、社会の課題を解決する社会起業家も増えている中で、
民間の力をさらに活用し、
多様な創業ニーズについて様々な形で支援すべき

★来年度からは
高齢者や女性が身近な地域で起業できるよう、
 小規模のシェアオフィスを提供する取り組み
も助成
の対象に追加
 

起業家が民間の空き家を活用し事業を展開する取組も支援

Q)フリーランスや経営者を始めとして雇用関係によらない、

多様な働き方に合わせた

子育て支援の充実をはかるべき。知事の見解を。

 

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★様々な分野で道を切り拓く女性の活力は、東京のさらなる発展に欠かせない

 

★女性の活躍を後押しするためにも、東京に、誰もが働きながら

地域で安心して子育てできる環境を整えることが必要

 

★私は、認可保育所をはじめとした保育サービスの整備に加え、

託児機能付きインキュベーション施設への支援や、幼稚園での預かり保育、

定期利用保育など、多様な働き方に合わせて短時間でも利用できるサービスを充実してきた

 

来年度は、都独自のファミリー・サポート・センター事業

「とうきょうチルミル」を立ち上げ

地域で子育てを支える多様な人材を増やしていく

 

認可外のベビーシッターを利用する場合にも、

都独自の助成を行い、子育て支援の更なる充実を図る。

 

【メディア掲載】知事 認可保育所以外の選択肢増(NHKニュース)


Q)来年度度新たに開始する予定のベビーシッター利用支援事業について、
保育のスキルを備えたベビーシッターを確保できるかが肝。
事業者を一定の基準で選定すると聞いているが、その考え方について


★保育所に入れず待機児童になっている保護者や

 

育児休業を1年間取得した保護者が、保育所への入所までの間、ベビーシッターを利用する場合に支援
 

事業に参画する事業者には、保育者が急病などの場合に代替保育者を確保できること、

個人情報の保護の徹底、サービス内容の情報提供、
苦情相談窓口の整備、保育者に対する研修の実施など、一定の要件を満たす

ことを求めていく

 

★今後、早期の事業開始に向けて、区市町村との調整などを進めていく

Q)自分の働き方に合った多様な保育サービスにたどりつく仕組みが必要。

少しでも効率的に保活をしたい保護者のニーズにこたえる情報サイトの開設予定とその普及に向けた

都の取り組みについて。

 

★認可保育所、認定こども園、小規模保育事業や、幼稚園、認証保育所などの情報を

わかりやすく提供するため「とうきょう子供・子育てポータル」の開設に向けた準備を進めている。

 

★今月下旬に開設。都のホームページにバナーを設ける他、

区市町村の保育コンシェルジュからも案内するなど、

様々な機会を通じて、都民への周知を図っていく。


Q)保護者の就労の有無にかかわらず、誰もが安心して子育てできるよう
支援していくことが重要


★来年度は育児負担の大きい1歳未満の子どもを在宅で育てる保護者の負担を軽減するため、

区市町村を通じて、家事支援サービスの利用を支援する取組を開始。

Q)産後サポートは「受けるケア」が中心だが、
適度な運動など「取り組むケア」
も必要
。都は産前・産後の心身の健康の保持・増進を支援する
産前産後サポート事業を実施していて、今後事業を実施する自治体が
増えるよう取り組むべき

★より多くの区市町村が本事業に取り組めるよう、

母子保健事業者向け研修など様々な機会を通じて働きかけていく。

Q)TOKYO2020大会の暑さ対策の検討状況について。

★日本の気候に慣れていない外国からの来訪者に啓発を行うことはもとより、
多くの観客が集まる競技会場周辺では、熱中症を防ぐための暑さ対策が不可欠。

 

★熱中症予防の広報に加え、競技会場周辺等において、遮熱性舗装の整備、

街路樹の計画的な剪定による緑陰の確保、

区市等と連携した暑さ対策設備の設置等を促進。

また、現在、暑さをしのぐ日陰の状況や、飲料水を確保できる場所などの調査を実施。
 

この結果を踏まえ、関係局や会場周辺区市等とも連携し、

暑さをしのぐ環境の確保や熱中症予防の呼びかけ等、必要な暑さ対策を検討。

Q)新宿や東京駅など首都圏の主要駅から乗り換えなしで羽田空港に直結する
羽田空港アクセス線を早期に整備すべき
 

★鉄道新線建設等準備基金を創設し、鉄道新線整備に対する都の取り組み姿勢を明確化
 

今後、具体的な事業スキーム等について、

JR東日本をはじめ、国など関係者間での検討を加速

 

 

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ここに至るまで、地域を始めとする多くの方々に話を聞き、

アドバイスをいただきました。

本当にありがとうございました。

 

また、不慣れな初めての一般質問に、

都の担当課長のみなさま大変お世話になりました。

根気強く、丁寧にそしてご親切に対応いただいたことに

心から感謝申し上げます。

 

 

引き続き、子育て世代の声を中心に都政に届け、

より暮らしやすい東京になるよう

微力ながらしっかりと尽力していきますアップ