こんばんは。

 

東京都議会議員のもりさわ恭子です。

 

仲間の呼びかけにより、

一般社団法人Colaboさんによる、

夜の街歩きスタディーツアーに参加してきました。

 

Colaboさんは、

孤立し困窮状態にある子どもたち、

特に、

女子高校生たちを支える活動をされていて、

 

参考)2016年の活動報告書

 

ツアーでは、

夜の繁華街に出て、

どういった現実があるのか、実際に目で確かめ、

その背景には何があるのか、

を解説いただきながら歩きました。

 

一番衝撃的に感じたのは、

 

居場所がない、

帰る場所がない少女たちにとって、

他に頼れる人がなく、

結果として、

いわゆるJKビジネスをやっている大人たちが

やさしくて頼れる存在として、

セーフティーネットになってしまっているという現実。

 

悲しく、悔しいことです。

 

その場合、警察や児童相談所は

対立軸になってしまう、という社会構造。

 

 

JKビジネスを規制する、

特定異性接客営業等の規制に関する条例」が

7月に施行されたものの、

まだ、抜け道をみつけては、

そういったビジネスが行われているとのこと。

 

実際、街を歩いている最中に、

仲間の男性が女の子に、

「私17歳の現役女子高生だけど・・・」と

声をかけられていました。

 

また、日本の性教育が

しっかりとなされていないために、

偏った情報から、

男女の関係が「支配的」なものとして

無意識のうちにもうえつけられてしまうという

話もありました。

 

確かに、自分の10代を振り返っても、

わかっていなかったなと思うところもあり、

 

また、今回のツアーで見た、

若い女子たちが非常に寒い街角に立って

一生懸命男性に声をかけている状況、

 

性の商品として扱われている状況

 

を目の当たりにし、

 

やはりそんな状況、日本、東京はおかしい、

 

これは変えていかなくてはならない、と強く認識。

 

そして、

出会う少女たちの伴走者となり、

共に考え、泣き、笑い、怒り、歩む力になりたい

というColaboさんの活動に心から共感しました。

 

複合的な要因が絡み合い、

決してすぐにすべてを解決できるような問題ではないけれど、

 

私自身も、そして、私たち仲間も、

都議会としてしっかりとこの問題に取り組んでいきたい、いかなければならない、

強い想いをもちました。

 

 

 

ぜひ一度夜の街歩きスタディーツアー

に参加されることもおススメします。

大人として、大きな気づきがあります。

 

 

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※本文と写真は関係ありません