こんにちは。
東京都議会議員(品川区選出)のもりさわ恭子です。
昨日は、大井消防署震災総合消防訓練
京浜運河放水訓練に伺ってきました。
内容としては、震災時の大火災で、
防火水槽が枯渇したと想定して、
京浜運河の海水(=“無限水利”)を
消防艇でくみ上げ、
長距離ホースで延長し放水するという訓練
消防艇は、高輪消防署の「ありあけ」
通常は船舶の火災、
沿岸火災などに月1~2回くらいの割合で
出動するそう。
そして、
オリンピック・パラリンピック2020大会時は
テロ対策などにも備えていくとのこと。
ちなみに、海水で消火するには、
後でさびの原因になったり
することもあり、
塩水で消火していいかということを
持ち主などに確認することが必要だそうです。
くみ上げた海水を一旦ためる↓
見えづらいですが運河沿いに
ずっとホースが延びています↓
ちなみに、実際に、
市街地でホースを延ばすには、
ガレキやガラスなどを除去し、
さらに、上から何かが落ちてきて
ホースに亀裂が入るのを
避けなければいけないなど、
課題もあるとのことでした。
何箇所かで放水!↓
最後に、品川区選出の他会派の議員の方々と共に
みなさまに挨拶をさせていただきましたが、
こういった日頃の
訓練活動に敬意を表するとともに、
東京都議会で、引き続き、
党派を超えて震災対策に取り組むことを
誓わせていただきました。
また、首都直下型地震があった場合、
品川区の火災発生予想は40件、
一方で、消防車は23台。
地域での初期消火、
自助・共助が大事だという話もありました。
こういったことにも
備えていかなくてはなりません。