こんにちは。

 

東京都議会議員(品川区選出)のもりさわ恭子です。

 

今日は、調布市の多摩川の河川敷で

「東京都・調布市合同総合防災訓練」が行われ、出席をしました。

 

消防庁を始めとして、自衛隊や神奈川県警、地元の消防団、
そして、韓国や台湾の隊員も参加した大々的な防災訓練でした。
 
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訓練を見ていて感じたのは、
 
現実の災害時はやはり同時発生的に様々な事象が発生する。
迅速に対応ができるよう、日ごろの訓練、そして、
指揮系統がとても大事だということ。
 
日夜訓練に励み、災害時には人命救助の最前線にて
尽力される防災機関の方々には本当に頭が下がります。
 
そして、緊急車両が入っていけるよう道路を整備していくこと、
木密地域の不燃化を始めとした災害に強い街づくりを進めていくことの必要性を改めて実感しました。
 
また、今回の訓練では、「自助・共助」の大切さも強調されました。
阪神大震災でも、救助された人の内、
約2割が消防隊や自衛隊によるもので、
8割は家族や近所の人などによるものだったそうです。
 
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ヘリコプターのホバリングは、高度な技術が必要だそう
 
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延焼を防ぐ放水
 
会場内では、様々な防災、災害への取り組みが展示、
体験訓練が行われていました。
 
そこで私が足をとめたのは、NPO法人やさしくなろうよさんの
「福祉バイオトイレカー」
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障がい者の方も利用できる屋外トイレです。
 
「身体の不自由な障がい者・高齢者が野外イベントなどで
トイレの心配をせず、気軽に参加できる社会を目指している」ということ。もちろん、災害時にも切実な問題。
 
東日本大震災や熊本地震でも支援活動を行ったということ。
 
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左手にシャワー、赤ちゃんのオムツ替え、大人のオムツ替えをできるスペースもあります。
 
自治体でもっているのは北海道・苫小牧市のみだということで、
まだまだ自治体の普及はあまりないようですが、
とても大事な取り組みだと思いましたベル
 
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いつ起こるかわからない首都直下型地震。
 
「自助・共助」の精神で、防災意識を高めると共に、
 
東京都議会の都市整備委員会のひとりとしても、
「セーフシティ」を目指した災害に強い街づくり、
しっかりと推進していきたいと思いますアップ