こんにちは。

 

森澤 恭子です。

2022年12月より品川区長です。

おかげ様で、先週の七夕、私の後継として東京都議会議員補欠選挙(品川区)に立候補したしのはらりか、当選いたしました!2位の候補と2400票差という大変な接戦でした。

 

 

 

 

少し選挙の振り返りをしたいと思います。

 

今回、しのはらさんの選挙は、私の都議2回目、2度の区長選挙と同様、完全無所属での選挙。政党や団体などの後ろ盾がないので、いわゆる「よめる」票というのがありません。(毎回ですが…)

さらに、しのはらさんは、私の都政担当秘書として活動はしていたものの、議員としての政治経験もなければ、今回初めての選挙に挑んだ会社員です。(ちなみに、しのはらさん以外、今回の9選挙区の選挙区で当選したのは、元都議や元区議)

 

正直、選挙中盤で気づいたのですが...(←遅い…)今回、一枠を争う選挙で、私の後継とはいえ、一度も選挙に出たことがない、無名の会社員が当選するというのは、とてつもなく大変だということ。また都知事選と同時に行われ、投票率が上がる中、得票数もこれまでの私の選挙とはけた違いのものが必要になるということ。

 

(なお、私自身は、最初の都議選では、「小池百合子知事」「都民ファーストの会」という大きな看板で、無名のただの会社員から、本当に短い活動期間で当選、政治の世界のスタート地点にに立たせてもらいました。改めて感謝の気持ちです)

 

さて、実際、活動やポスティング、折込を昨年秋から重ねてはきたものの、独自調査で、選挙前で数ポイントビハインド、選挙期間中に出回った情勢調査ではトリプルスコア差とも言われていました(ちなみに、独自調査と肌感覚からはさすがにトリプルスコア差はない、と実感していました…)。

 

そして、選挙最終盤、再度とった独自調査でも引き続き数ポイントビハインド、メディアの出口調査でも「横一線、(他の選挙区と比べても)最激戦といっても過言ではない」という情報が入ってきました。

どうやったら頭抜け出せるのだろうか…と、最後3日間、できることをやろう!と仲間と策を練り、実行しました。

 

そんな中では、私の選挙も陣営に入ってくれていた方が、「自身の選挙の時は最後まで、明るく楽しい選挙を、とやっていたのに、今回は最後、怖かった」と…しのはらさんに対する責任感、プライド、やり抜く力を感じた、ということでした。

 

たしかに、自分の選挙は、私の責任であるし、最後は、有権者の判断であるから、選ばれなければそれまで、私の使命はそこにないということ、とある意味、割り切った思いを持っていたのですが、

 

しのはらさんに関しては、私の後継として出てほしいと声をかけた責任、また、医療的ケアが必要なお子さんの入院など様々な大変な状況があっても断念せずに立候補してくれたという状況があり、解決したい社会課題をもつ人が議員になるべき、何としても当選して欲しい、させたいという想いがありました。

 

結果として、最後の3日間で、私たちに足りていなかった部分を様々カバーする活動が功を奏し、接戦を制した形となります。陰に日向にたくさんの方が応援してくださったこと、改めて心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

しのはらさんは、9日(火)に東京都議会議員の任期がスタート、「東京品川からやさしい未来を」という一人会派を届け出ました。連携し、よりよい品川区、やさしい未来を目指していきます。

 

なお、また一年後に、今度は東京都議会議員選挙の本選(現職議席4枠を争う)があります。引き続き応援をよろしくお願いします!

 

昨日から区民まつりが各地域でスタート。しのはらさんと品川音頭も楽しく踊りました。

 

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品川区長 森澤 恭子

(2022年12月4日~)

 

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