本日は駒込中学校の卒業式がありました。
PTAの会長が10秒目を閉じてくださいと
ご挨拶の中でおっしゃいました。
皆さんは10秒に死に近づきました。
あっという間に過ぎてしまうこの時間を大切に生きてくださいという内容のお話を含むご挨拶でした。
寝て起きて食事を作って仕事してという
繰り返しの毎日ですが、
明らかに失っているのは、この世に存在する
時間です。
改めて、このような式典を通し
当たり前の毎日が当たり前ではないことに
感謝しながら気を引き締めて過ごしていきたい
と思いました。
また、答辞のお役目を担われた男女のお二人が、
大変素晴らしいご挨拶をされました。
心身の成熟を感じられましたし、コロナの中、
入学から2年経過し、残りの一年だけは
活発に仲間と交流し通常の形で卒業式を
迎えられたこと本当に良かったと思います。
中学の3年間は、体も心も変化し多感で、
自我のぶつかり合いと自己嫌悪など
繊細であるが故にコントロールしにくい
時期でもあります。
そのような中で、このようにしっかりと
ご成長された清々しい表情の卒業生の皆さんの
お姿を拝見することができ感動しました。
艱難辛苦を乗り越え、たくましく
玉のようにご成長くださることを
心よりお祈りいたしております。
ご卒業、誠におめでとうございます。