モード誌編集者歴35年の平工京子です。

 

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プロローグ

 

 

 

ダイヤモンド【悪夢のLAロケ⑦ /

  あの大スターに遭遇…。】

 

からの続き

 

 

 

1987年『流行通信』4月号、

LAロケの話が続いていますが、

この辺で閑話休題。

 

 

このLAロケの盗難事件で、

ボロボロだった

若輩者の=私、ヒラク

支えてくださった

フォトグラファーの小暮徹さん

ご紹介させていただきます。

 

 

 

写真は、90年代の半ばに

プライベートで行った

台湾旅行でのワンシーン。

 

 

左から3番目の

帽子の男性が小暮さんです。

(小暮さん、変な顔の写真でゴメンナサイ)

 

 

そして、

お箸を持って立っているのが、

私、ヒラク。

我ながら、相当いい味、出してますね。

 

 

私の中では、小暮さん

「明日のジョー」に出てくる

トレーナーの

丹下段平みたいなイメージ。

 

 

(写真は、Obara's bar より拝借)

 

 

しかしながら、この風貌で、

相当なインテリおしゃれおじさんです。

 

 

小暮さん、修行時代は、

花の都パリで

ローレンス・サックマンという

有名フォトグラファーについていた

という、経歴の持ち主。

 

 

私が『流行通信』の編集者だった

80年代は、フランスから帰国後、

新進のフォトグラファーとして

広告に、ファッションに、

はたまたアイドルの撮影にと

快進撃を続けているころでした。

 

 

ご自身の出で立ちといえば、

日雇い現場系のニッカーズを

おしゃれに着こなす、

独創的なセンスの持ち主。

 

 

スタジオで撮影が乗ってくると、

爪先立ちのパフォーマンスをしながら

シャッターを押しまくったり。

 

 

被写体になっているモデルよりも

誰よりも、

小暮さんがいちばんスター、

という撮影がよくありました。

 

 

 

小暮さんのお隣り、

私のお箸で

顔が隠れてしまっているのが、

小暮さんの奥さんの

こぐれひでこさん。

 

 

80年代は「ドゥー・シボゥ」という

ご自身の服のブランドの

デザイナーをされていて、

その後、イラストレーター兼、

料理研究家に転身。

 

 

現在も、MY LOHAS

【こぐれひでこの「ごはん日記」】を

まいにち、更新されています。

 

MY LOHAS

 

 

 

 

 

 

小暮さん

ひでこさんデザインの服も

よく着ていましたね。

 

その思い出は、

LAロケの話の続きで!

 

 

 

ダイヤモンド【悪夢のLAロケ⑧/怪人二十面相】

へ続く