知り合いのおすすめで観てきました。とてもよくできた素晴らしい作品でした。

ストーリーについてはあまり語るとネタバレになってしまうのもなんだかイヤで(普段はネタバレも書いていますが、この作品はしのごの言わず観てほしいのです)、導入部分としては主人公の藤野は小学4年生、学校新聞に4コマ漫画を描いている。周りの生徒や先生に絶賛され天狗になっていた。そこへ不登校の京本も4コママンガを載せることになった。その出来は!?

2人の関係もむさくるしくしている京本がとても愛くるしい顔をしているのを藤本はお調子もんだけど、頑張り屋で繊細なことも私は知っている。なんちゃって。そんな感じでどんどん2人の世界に引き込まれていきました。週刊少年ジャンプにというか集英社に?2人で作り上げた作品を持ち込み…

単純に女子くさいお話ではなく男の友情のようなでも女の子同士のようなとてもとても観たことあるようでないお話でした。「チェーンソーマン」を描いた方の作品なんですね。UFOキャッチャー好きで大きいのと小さいの取りました!!漫画は知りません。どうでもいいことですが(^◇^;)

その展開は突然であり、少し「君の名は」を思い出しましたが(一番初めのシーンの藤本の部屋の机の引き出しが妙にリアルなのに度肝を抜かれ、始まりの音楽に引き込まれました。

嬉しい時の学校からの帰り道(畦道です)の藤本の飛んで跳ねてウキウキした走りはとても観ていてわかりやすいしかわいいし、楽しかったです。

2人で1人の2人が別れた後にそれは起きました。気持ちを書くと展開が読めてしまうと思うのでここでやめます。57分という短い作品でしたが、その魂とその素晴らしい出来栄えは伝わりました。ありがとうございます。そして大好きな女優さん

、河合優実ちゃんが藤本役でした。90点。

パンフレットを買おうとしたのですが、1,500円にひるんで諦めました。「月」の1,500円は買ったし、「福田村事件」はもう少し高かったような気がする。