ロングランしているし、スペイン(&フランス)の作品でしかもセルジ・ロペスが出ているので観たかった。やっと行ってきました。

どこの砂漠でしょうか?それがずっと気になりつつ…いやー、全く下調べしないでみたらとんでもないいえ愕然とする展開のある作品でした。セルジ・ロペスは色んな作品観てもやっぱり私の中では「パンズ・ラビリンス」の鬼大尉で…と思っていたけれど、今回ばかりは主役だったので、イメージが変わりました。ずいぶん年取ってるけど本当にいいお父さん。子供たちを愛している。

Dolby Atmosでの鑑賞でしたが、その音響、ものすごかったです。座席が跳ねていました。踊るシーンがはじめにたくさん、後半に少し入るのですが、初めは唖然としていたものの、後半は踊りたくて(自分なりの踊り)仕方ありませんでした。海外だったら踊っているかもしれないと思いながら観ていました。音響がいいと最高な作品です!!

その展開は斬新でもあり、実際起こっていてもおかしくないものでもあり、なんとも言えない歯痒さや煮え切らないものを感じました。その問題提起であれば監督の目論見は観客に伝わっていると思います。

パンフレットを買いましたが、久しぶりに満足感のある厚さの価格のものでした。まだ、少ししか読んでいないのでこれからしっかりがっつり読みたいと思います( ̄▽ ̄)85点。


わんこたちかわゆい。




気になりつつ、やっと観られました。


独裁政権が続くシリアの政府軍と反政府組織の戦いの中の話。内戦に翻弄される人々の群像劇。アメリカ、ヨルダン、パレスチナ作品。


戦争は誰も勝たないとつくづく思いました。ほんとうに話のすべてがひどすぎてキツすぎて知っているべきことではありますが、とてもしんどいです。


そして、紛争の地域などで頻繁にある国外脱出。この作品もありました。それを高いお金で手配するひと(しかも脱出する人々がどうなろうと知ったこっちゃない。高いお金払っているのにヽ(`Д´#)ノ、でもこちらも…)いろいろなことが絡まっていく。絡まっていき、やるせないことがあちこちで起こる。紛争さえなければここまでひどい連鎖はないだろうに。最後に登場するギリシャの湾岸警備船長のその思いやもはやトラウマ的なその仕事はどうなんだろうと考えさせられました。どうしてその役目を!!という。


つらすぎる現実と少しの明るい未来と、人はどうしてこんなにつらい思いを抱えて生きていかなければならないのでしょう。自分がとてもあまちゃんに思えました。85点。つらいですけどみなさんに観てほしい作品でした。


「最強のふたり」のオマール・シーが…Σ(゚д゚lll)




やっと観に行ってきました。3時間越えの作品なので、気合と時間が合うタイミングを待っていたら、だいぶ出遅れました。濱口竜介監督。

「ドライブ・マイ・カー」は原作のせいなのか脚本のせいなのか分かりませんが、いまいち好きな作品ではなかったので(アカデミー賞国際長編映画賞取ったのに)、今回はカンヌ出品作品、そしてダブル主演女優賞獲得-_-bということで期待してしまいました。そして素晴らしかったです。主演のマリー=ルー役のヴィルジニー・エフィラ、真理役の岡本多緒、そして清宮役の長塚京三…痩せすぎて、長塚京三の方が心配でしたが…そして出演者のみなさん、演技がとても素晴らしかったです☆彡そしてそして清宮の孫智樹役の黒崎煌代くん!!ある障害のある役を演じているのですが、圧巻でしたd( ̄  ̄)「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」以来2回目ですが、どちらの演技もあっぱれです。

描かれていた介護のあり方はすばらしいと思いましたが、現実は人手不足で大変なことになっていると思うと、人ごとではなく泣けました(´༎ຶོρ༎ຶོ`)母のことを思い…マリー=ルーのような施設が世界中に広がれば良いのに思います。とはいえ、そこまで辿り着くまでにどれくらいかかるのか、辿り着くことができるのか考えると絶望的な気持ちになりますが、そんなこと言っていられないのではとも思います。変えていかないと…自分のこととして考えていきたい。

パンフレットの列がとんでもないことになっていました。若い方もたくさんいらしていたのでみなさんにこの問題が浸透していったらいいなぁと思いました。85点。




マッツ・ミケルセン観たさに行ってしまいましたが、なかなかブラックで暴力的でコメディでもある作品でした。もちろんマッツはかっこいい役ではありません。ある設定がとても斬新であってもいいけどなさそうです。デンマーク作品。

ジョン(自分のことをジョン・レノンと思っている、マッツ・ミケルセン)、弟でとっても人相の悪いアンカー(ニコライ・リー・コス)、姉のフレイヤ、ビートルズ再結成を目論む精神科医のロータスとその面々、民泊を営む夫婦に…みんなかなりクセのある人たちで目が離せない。

ほのぼのしている作品となんとなく思っていたからなかなか驚きの連続です。特にクライマックスの種明かしは(((((( ;゚Д゚)))))

なんといっても車から飛び降りたり…ほかたくさん、めちゃくちゃしているジョンが誰よりも不死身でした。目が点ですΣ(゚д゚lll)「アフター・ウエディング」の脚本、「アダムズ・アップル」の監督を務めたアナス・トマス・イェンセンが監督とのことで、マッツとはいくつも作品を作ってきています。そして「アダムズ・アップル」に引き続き、というかパワーアップした役を任せています。70点。




マイケル・ジャクソンが(私が小学生の時に)スリラーで爆発的ヒットをしていたのは知っていましたが、その後特に追いかけることもなく。とはいえ、予告を死ぬほど観ていたし、「ボヘミアン・ラプソディ」の感動を再び求めて観てきました。

結論から言うとだいぶ途中で終わっていました。マイケルの華々しさと家庭の事情のお話のみ。余白がたくさんあるのでまだまだ物語は続きそうでした。

マイケルの子供時代のジュリアーノ・クルー・バルディ、とてものびのびとした演技で素晴らしかったです。もちろんダンスはサイコーでした。マイケルたちの父ジョセフ役のコールマン・ドミンゴも支配的でエゴ丸出しの父を見事に演じていました。大事にならなかったものの本当にダメな父親の演技サイコーでした(とはいえ、父の画策で開催されたツアーの関係で死にそうにはなりましたが(−_−;))マイケル役のジャファー・ジャクソンはもう最後の方遠目だともはやマイケル・ジャクソンでした。この昨品のために3年半準備をしたそうですが、ダンスシーンは圧巻です-_-b

フレディもですがマイケルは孤独だったのかなぁと思いました。切ない。キリンにはぶっ飛びましたが(^◇^;)70点。