主役の安田さんものんちゃんも初めて演技を観ました。自閉スペクトラム症のお兄ちゃん、大貴(安田章大)と結婚を控えた妹、希(のん)のお話。

安田くんが企画から参加しているというとても意欲的な作品。どうしてもやむを得なく症状が出てしまう兄に振り回されていると感じている妹。でもそこにはマイナスばかりではなく前向きに捉え明るく兄を見守っている。グループホームのおじちゃんもとても暖かく、街のお店の人たちもとても優しい。そして、毎週の兄妹でのお食事会。兄が料理を作って待っている。ゆっくりかもしれないけれど、とても丁寧に作る。そして清掃の仕事もとても丁寧。職場のリーダーのおじさんも面倒見が良い。できることはたくさんある。周りを見守る方たちの関わりでこうも違うのかととても気持ちが温かくなった。いろいろハプニング的なことは起こるが、とにかくみんな優しい人ばかり。こんな世の中になったら本当に素晴らしいなと思う。これからもいろいろ起こるだろうけれど2人には幸せになってほしい。70点。




日本の重たい作品はとことん重たい(><)分かってて観たもののほんとに考えさせられる作品でした。中島哲也監督。

久々に満島ひかりちゃんの演技を観ました。好きな女優さんですが、なかなか観る機会がなく。激しくもなかなかの過去を抱える中野聡子役。一応の上司というかボスである探偵の佐竹(西島秀俊)に、初めのうちは大人しくしていたものの(後で確認したら、「バディ」となってました(^◇^;))あっという間にガンガン攻める女子にΣ(゚д゚lll)言ってることは間違ってないけどすごいなぁ∑(゚Д゚)私も思ったことをきっちり伝えられるようになりたいものです>_<飲んだくれの西島秀俊も見たことなくてなかなかのやさぐれ具合です。てか車運転しちゃダメだろヽ(`Д´#)ノやはりこちらもとても苦しい過去を抱え、家族再生できるのか!というところ。こう言った作品に見られるようにキャストがすごい☆彡役所広司を筆頭に塚本晋也、佐藤二朗、黒木華、柴咲コウ、最近売れっ子の毎熊克哉等など。そしてもはや仙人かと思っていた片岡鶴太郎好演!!さらに脚本家のイメージが強かった宮藤官九郎(明野役)は、障害を抱える子供を育てる姿やキャラクターに凄みを感じました。とても軽い感じで演技しているのに。そして実際に重度障害を抱える子供たち(´༎ຶོρ༎ຶོ`)と明野の子どもしん役のしんすけくん!!笑顔が素敵でした☆彡お父さん(明野)が怖いシーンがあったけど、どういうふうに撮影したのかとても気になってしまいました。トラウマにならないかと。子どもたちが出るといつもそういうことばかり考えてしまいます。80点。

普段あまり日本映画にまで触手を伸ばす時間がないものの、「並行と垂直」、「しびれ」など、見たい邦画作品が続きます。




ツォン・シーチン脚本、監督。台湾作品。玉手箱のように次から次へと溢れてくる…決して楽しいことばかりではなく、むしろつらくキツいことばかり(´༎ຶོρ༎ຶོ`)玉手箱とは言わないか(^◇^;)とはいえラストはその先に大変なこともあるかもしれないけれど輝く未来も待っていると感じられました(๑•̀ㅂ•́)و✧ 


左利きの子に、「悪魔の手」とおじいさん、脅かすこと言わないでください。信じてしまうから。おじいさんに脅されてかわいそうなイージン(ニーナ・イエ)(T ^ T)そのことにとても振り回されてしまう。


イージンの姉、イーアン役のマー・シーユエン、演技はほぼ初とのことでしたがとても素晴らしかった☆彡とても複雑な役を見事に演じてました。もちろん、その意味は観客も最後まで知りませんでしたが。お母さん、シューフェン役のジャネル・ツァイは美しくも生活に追われるお母さんをこちらもお見事に演じていました。あまり母性を感じないお母さんでした。そしてニーナ・イエはキュートだしお茶目だし、健気だしサイコーでした。実際すでになかなかの役者さんだそうです。そして人気もすごいと。納得です。日本の芦田愛菜ちゃんみたいなのかなぁと想像します。何しろ5歳(実際は6歳)なのに、まだ赤ちゃんみたいにぷくぷくのお顔がかわゆいです。お母さんが演技指導してるそうだけれど、どんな感じなのだろう。すくすく育ってほしいなぁ。雑貨店店長ジョニー役のホアン・ドンフイもいい味出してました。イージン姉妹のおばあちゃんは(シューフェンの母親)かなりクセ強いお人でした。知り合いにいるかも(>д<*)85点。


「アノーラ」のショーン・ベイカーが脚本に携わっていますが、「アノーラ」はあまりのえげつなさに途中で観るのをやめてしまいました。とはいえ、この作品はとてもよかったので他の作品を観てみたいと思い、配信で探したらあったものの字幕なしとかやはりえげつないとかで観るのをやめてしまいました(^◇^;)チャンスがあったら観られそうな作品は観てみたいです୧( ˃◡˂ )୨




リバー・フェニックスの荒んだ美しさ。その危うさが儚さを感じさせる。ガス・ヴァン・サント監督。スクリーンで観られてありがとう。

全く話の内容は知らず。いつものことですが。そんな設定のリバー・フェニックスとキアヌ・リーブスとは。母を求めてアメリカからイタリアまでスコット(キアヌ・リーブス)と探し回るマイク(リバー・フェニックス)。どんなことされてもお母さんを求める気持ちは切なくつらい。見ている方からすれば、なんでそこまで?と思うけれども。マイクのナルコレプシーがさらに危うさを呼ぶ。

仲間たちがとてもキャラクターが濃い。取り立てて盛り上がりがあるお話ではないが、キャストの癖強いぶりで観てても飽きなかった。ラストシーンも好き。75点。

今さらだしいつも思うことだけれども、リバーが生きていてくれたら、渋いおじさんになって、さらに色気のある役者になってたのかなぁ。とはいえ、リバーが亡くなったから今のホアキンがいるのかもしれない。とにかくもっと色々な作品で出会いたかった。




アッパス・キアロスタミ監督。イラン作品。

キアロスタミ監督作品、今更初めて観ましたが、たぶん。「友だちのうちはどこ?」を観たことあるような気がするのは気のせいか。「桜桃の味」をずーっと観たいと思いつつ、まだ観たことがありません。スクリーンで観られて幸せでした( ´ ▽ ` )

しかも、神保町のシネマリス。今回初めて知ったミニシアターでした。今年は新宿のシネマカリテが閉館。近くにシネスイッチ銀座も閉館します。10年以上前から続々と閉館されるミニシアター。特に今年の2館はとても残念すぎます。どちらも年に何回かは訪れていたので。そんな中、たまにはオープンするミニシアターもあります。シネマリスさんは名画を上映してくださっているようでとてもありがたいです。これから利用させてください。

作品に戻ります。観ていて、チャン・イーモウ監督の「初恋のきた道」を思い出しました。ホセインのタヘレの思い(どちらも本名そのままの役名です)。もともとそんなに饒舌な感じでもなく、とても真面目な感じのホセインだが、タヘレへの執着はすごいΣ(゚д゚lll)どちらの作品も、もはやストーカーだなと思うものの、その純粋さにはやられました。口下手なのに一生懸命タヘレに訴えかけるホセインにまだ高校生くらいのタヘレは一切返事もしない、それもすごいなぁと思いながらそれらのシーンを見ていました。

ラストシーンのオリーブの林を抜けた後の引きの映像のとても美しいこと。叙事的で叙情的なお話と映像でした。ラストシーンとしては「LOVERS」(これもチャン・イーモウ監督作品。こちらは戦う系です。)を思い出しました。80点。

劇中劇でホセインとタヘレの出演する映像作品もどんな出来なのか観てみたいです。



映画館(地下)から地上への螺旋階段とさらに上の階まで続く螺旋階段。素敵な建物でした( ´ ▽ ` )