もうひどい環境すぎて吐きそうでした。多々羅(佐藤二朗)は初めからわざとらしいくらい怪しい人間でしたが(あの変なヨガまがいの体操を元薬物中毒の方たちが嬉々としてやっているのはとても奇妙な光景でした)、やはり(−_−;)杏(河合優実)の育った環境酷すぎるにも程がある。あれが母(河井青葉)か。頭がおかしいとしか思えない。そして、母の育ちも何かあったとしか思えない。おばあちゃんは穏やかそうな人だったが。母から逃げてきて雇ってくれた介護施設の経営者の方はあっぱれだった☆彡肝が座ってるd( ̄  ̄)妖怪で残虐な母は杏の職場も住んでいたシェルターにも殴り込む。恐ろしい。「一生のお願い」(セリフは違うと思う)と鬼婆に言われついて行ってしまう杏。心の中で(ついていっちゃダメー)と叫んでた。隣の部屋の子供を怒鳴り続けている母親から、無理矢理子供を押しつけられたが、分からないながらも愛情を注いでいたら、鬼婆襲来W(`0`)Wもう悪夢でしかない。家に連れて行かれた杏と子供。杏は鬼婆の思うまま、「稼いでこい」と追い出される。稼いで帰ってきたら…

正直鬼婆を刺そうとした時は刺してしまえばいいと思った。そして生きていて欲しかった。これもそれも多々羅のせい。鬼婆のせい。実話が基だなんて辛すぎる。

そして鬼婆いえ河井青葉さん、迫真の演技でした。ほんとうに憎らしかった。河合優実ちゃん、どんどんすごい女優さんになっていくね。これからも楽しみです。

入江悠監督、とてもすごかったです。90点。

そしてパンフレットが上映開始の週末に売り切れたそうですΣ(゚д゚lll)