4月15日に、23話を掲載してから、



いつの間にか…


月末じゃないですか( ̄▽ ̄;)💦

なので、

一番重要な24話を、忘れないうちに

今日中に、掲載致します💖✨

アンドレに危機が迫ります💦





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à la recherche de l'amour

 ~愛を探すひと~24 




 原作無視の、現代版オスカル、アンドレたちの物語その24話です。





↓ ●下記に、企画告知あり!ぜひ読んで下さいませ●



アンドレの店名は

ブーケ ド サボン

bouquet de savon です。





2人はパワースポットのセドナから帰り、パリに戻りました。



愛を確かめ合った2人。

が、撮影で向かったロサンゼルスで事件が起こり…そして、ロンドンでの撮影から帰ったオスカルを、抱きしめるsavon職人のアンドレ店長。



会社設立、

オスカルの妊娠発覚。など!



今回の小説は、R-18ではありません。軽く書いてるだけです(笑)



2人の自然体のまま心のままの動きを、自然体で書きたいと思います。



映画を見るように、読んでくださいませ。



あ、そうそう昨日なに食べた?

みたいな雰囲気が好きなので、そんな感じでしょうか





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●SABON職人のアンドレが、オスカルの為にとこだわって作った、

savon de Oscar

savon de andore

と言う石鹸を小説内で作ります。
















さすがアンドレ職人!
シミ、シワなし💖






オスカルと共にラブラブで制作するオスカルをイメージに制作したSABON。














このイメージを現実で体験して頂きたいと思い、数量限定で、Twitterの方で予約販売中です。Twitterでは告知済みです。



●ご予約先着10名様に、pixiv ベルばらパロの作家ノバラ様と共作させて頂きました、



セドナでオスカルとアンドレがヌードで写真を撮られたシーンのイラスト(カラー印刷A3サイズ)ポスターをプレゼントさせて頂きます!●



●ご感想、たくさん頂き誠にありがとうございます(._.)●



2023年1月から○○年以上ぶりに絵の復帰をした時に前々から描きたかったオスカルがスーパーモデルだったら…あちこちの女性誌の表紙を飾り、ヨーロッパだけでなく世界中にファンがいるようなスーパーモデルだったら…と、

描きためたオスカルの絵をモチーフに去年、

春前から少しずつ構想をしていました



小説を書く事は2023年4月から24年ぶりに再開しています。



詳しくはプロフをご一読くださいませ



そしてアンドレの職業は…

実は私の個人事業の内容です(笑)

一番今、私が詳しく知っている職業であり、大好きな作業、夢のある事業だと確信しているから。



アンドレにこの仕事をやってもらおうと思いました 。

なので、アンドレが仕事の説明をしているセリフは、私が言っている事と全く同じです(笑)

私も、石鹸のオリンピックと呼ばれるソーパーズ カップで2度優勝しています。



ただ、コロナ禍になってから出店を控えて、tweetでオーダーを受けています。



ああでも石鹸の他に、ハンドメイドアクセサリーを作ったり、客寄せの為に(めちゃ当たる事で有名なんです)占い師もしているトコは小説のアンドレとは違うかな(笑)





今の私だから、書ける所まで気長に書いてみようと思います。



そして!いいね。や嬉しい、楽しいコメント頂き、本当にありがとうございます!尻尾振って喜びます♥️





では、どうぞ〰️✨













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11月の週末。

今日は意外に暖かい秋の日。







savon職人兼、オーナーのアンドレは、

久しぶりに、この クリニャンクール・サントゥアンの蚤の市に参加した。









今日の出店を最後に、今後は店舗と、ネットでの販売に展開を変える。

蚤の市にいつも来てくれる顧客には、この日が出店最後だと、
先週、一斉にメールをしたので、ご注文頂いたsavonたちは、今日、全て午前中に引き取りに来て下さった。







「寂しくなるねえ、アンドレの顔が、この蚤の市から見れなくなるのは」

いつも隣で出店している花屋のマダムが、小さなフラワーブーケを差し出して、そう言った。

「あ、ありがとうございます。…本音は、僕も寂しいんです。蚤の市、大好きだから。でも、ほら…」

アンドレが後ろを指差す。




少し離れた所に、オスカルが手配した、ボディーガードがサングラスをして、辺りを見渡している。


「奥さんが、物騒だからって…呼んじゃって…
はは。ゆったりした蚤の市の雰囲気には合わないんですよね」
アンドレは、頭を掻いて苦笑いをする。



マダムが
「まあ、仕方ないわ。あなたの結婚相手が、あのスーパーモデルのオスカル・フランソワでしょう?有名人の旦那様になってしまったら、あなたも有名人になってしまったからねえ。
仕方がないわ」

「マダムの路面店は知っていますから、今度妻に花をプレゼントする時は、買いに行きますよ」

「まあ、嬉しい。その時は奥様も連れてきてね。お祝いのご挨拶をしたいわ」

「ありがとうございます」










もうすぐ昼になる。


今日の蚤の市は、クリスマス前のオーナメントや、デコレーションの販売をしている出店が多いせいか、朝からずっと賑やかで、ゆったりと時間が流れていた。













その頃。

オスカルは、
所有するアパルトマンの
アンドレの工房兼、路面店のある、2階の真新しい自身のモデル事務所で、メンバー達を集めてミーティングをしていた。

先日、第1回目の新人モデルオーディションをした、その選考会議だ。






世界中から、応募が来た。
素人の原石もいるが、コレクション経験者や、女優の卵も。

応募者総勢 約2000人。




この中から、15人のモデルを選び、最終選考を来年行う。

オスカルは、1枚1枚、丁寧に書類を見つめていた。
「社長、あまり根を詰めると、お腹の子に障りますよ」

写真家のアラン・ド・ソワソンが、横から話かける。


「うん…。わかっている。…私はたまたまスカウトでモデルになったが…選ぶとなると、中々大変だな。その人の人生がかかっているから」

と、言って数枚の写真に眼が止まった。

「まず、この3人は合格ラインかな。とても個性的で、チャーミングだ」

「オスカル様、どの子ですか?」
ロザリーが向かいの席から立ち上がる。
ベルナールが、オスカルが差し出した写真を、彼女に渡した。
「あら、本当!可愛いけど、強い目線が個性的ですね」

「そうだろう?ロザリー。メイクをすれば化けるぞ、これは」


そう言うミーティングを、朝から延々としているので、
「そろそろ、ランチにしましょうか。ケータリングが来る頃です」


オスカルは壁の時計を見上げる。

時間は、午後1時を過ぎていた。












一方。

クリニャンクール・サントゥアンの蚤の市





1時を過ぎても、今日は中々人が引かず、あちこちで、笑い声や、生演奏や、商売の掛け合いをしている声が聞こえる。

この蚤の市に出店するのも、今日で最後か…。




名残惜しくて、

漸く片付けて始めたアンドレは、
ボディーガードにお手製のサンドイッチと日本茶を入れた水筒を渡して
「今日は、ありがとうございました」
と、丁寧にお礼を述べた。

「蚤の市、初めて来ましたが楽しそうですね。休みの日が合えば来たいと思いました」
そう、屈強なボディーガードが、初めて笑顔になった。

「俺も…今度は、客として来たいんですよ。やっぱり蚤の市、大好きだし」
アンドレもにこにこと笑う。



ボディーガードの人と一緒に
片付け始めてしばらくして、


椅子を降り立たんでいたアンドレの真後ろから声がした。







「アンドレ・グランディエ…さんですか?」
若い女性の声だった。




「はい、そうです…」

と、振り返ろうとしたとき。


ドン!と言う身体に衝撃が走り。



脇腹に激痛がした。






ボディーガードが走り込んだが、何かが刺さる音がして、彼も呻き声を上げた。





蚤の市の周りで、悲鳴が聞こえる。






「……あ……」

アンドレは、激痛の意識の中で、体勢を崩し、薄れる意識になり、

倒れ込んだ。




返り血を浴びた若い女性の顔が、
ものすごい形相になっているのを見た……


のが最後で、アンドレは意識を無くした。








~~~~~~~~~~~~~~~~~~






「じゃあ、そろそろミーティングは終わろう」
マネージャーのベルナールが立ち上がる。

「社長も朝からずっと座りっぱなしで、お疲れだから」

「私か?逆になまってるくらいだが…」






その時、ベルナールの携帯に電話がかかった。

番号を見て
「……警察……?」

すぐに電話に出た。
皆が、ベルナールを凝視している。



「はい。え?5区 のムチュアリテ・スクエア医療センター?どういう事ですか?」

「医療センターがどうしたんだ?」
アランがベルナールに近寄る。



「え……!?…アンドレが……刺された……?」




紅茶を乗せたトレイを持っていたオスカルが、おもむろに振り向き、トレイがものすごい勢いで滑り落ち、割れる音。


「どこで?蚤の市ですか?…アンドレは今は?」

「アンドレ……アンドレ!!」

動揺するオスカルにロザリーが近づき、手を握りしめた。
「オスカル様!落ち着いて!」





「わかりました。すぐ向かいます」

警察からの内容を聞いたベルナールは、オスカルに言った。

「社長、アンドレは今は意識はあるそうです。手術も無事に終わったとか。車を回して来ます。社長、一緒に行きましょう」

オスカルは蒼白な顔で、震えながらロザリーに身体を預けていた。
「社長!しっかりして!行きますよ!」

「あ……ああ…」

アランがオスカルに近づいて、抱き上げ
ベルナールに続いた。



「アンドレ……アンドレが…」
アランに抱えられた身体が恐ろしく震えている。

「オスカル!アンドレは意識はあるって言ってたんだ!大丈夫だ!」

ベルナールがsavon店の前に車を回すと、
アランが後部座席にオスカルを乗せた。

「ベルナール!オスカルを頼む!」

「わかった」


オスカルを乗せた車を、アラン、ロザリーが祈るように見送った。








パリ5区 にある。
ムチュアリテ・スクエア医療センター

集中治療室から、アンドレが個室病棟に運ばれたのは、オスカル達が到着して1時間後だった。


アンドレが漸く麻酔が覚めた頃だ。

病室のベッドで、うっすら意識が戻ってゆくアンドレの手を、オスカルはしっかり握りしめ
「アンドレ…アンドレ…」
と、涙をためて呟いた。




ベルナールは、廊下で警察から事情を聞いていた。


アンドレの目の焦点がしっかりし始め、オスカルが自分の手を握っている感覚を感じ、泣き腫らしたオスカルを見た。

「……オスカル…?」

「アンドレ!!大丈夫か!?痛むか?」

「まだ…局部麻酔は効いてるみたいだよ…ごめんな…心配かけて…」

「そんな事はいい!お前にもし何かあったら…私は生きていけない…いけないんだ…」

夫の手を握りしめ、ポロポロと涙が頬に伝う。

「オスカル…大丈夫だから。そんなに泣いたらお腹の赤ちゃんが…」

アンドレはこんな時も、彼女の事、そして母体を心配していた。



「オスカル…ごめん…。お前の忠告をちゃんと聞いていたら良かった…」

「謝るな…お願いだから…謝らないで…アンドレ…無事で良かった…」


ドアをノックする音と共に。

ベルナールと、警察と、医療センターの医師が入ってきた。



「アンドレ・グランディエさんの奥様ですね」
医師が尋ねた。

「オスカル・フランソワ・グランディエです」

「存じ上げております。…まず、傷ですが、左脇腹側面をナイフが貫通していたので、麻酔手術をしました。体内で出血をしていましたので…」

「アンドレは大丈夫なんですか?」

「幸い、内臓には達していませんので、縫合した所が感染症を起こさなければ、全治三週間から1ヶ月位で退院できるでしょう……ただ…」

「ただ…なんでしょうか?」

「旦那様を守ったボディーガードの方は、太ももの動脈にナイフが刺さり、出血が止まらず…意識不明の状態です」

アンドレの目が見開いた。
「あの方が…?」

「かなりの出血をされてました」

医師の後ろにいた警察が話出した。
「犯人は、17歳の女子高校生。…オスカル・フランソワさんの熱狂的なファンです。貴女と結婚されたアンドレさんを憎んでいた、と自供しました」

「……そう…だったんですね……」
オスカルは、アンドレを見つめた。
「私のせいで…お前がこんな事に…」

「ちがうよ、オスカル。違う」

「私と結婚したせいで…」

その声を塞ぐように、アンドレは痛む身体を起こして、オスカルを抱き締めた。


「……落ち着いて。俺は軽症だ。…お前が狙われなくて良かった…。本当に良かった…」





二人の様子を見つめていたベルナールが

「すみません。社長とアンドレ、2人きりにしてあげても構いませんか?」

そう言い、医師と警察とベルナールは外に出ていった。


「オスカル…もう俺は、自分のわがままを言わない」

「お前がいつわがままを言った?」

「蚤の市に出店するって…。オスカルがあんなに心配していたのに…」

「ああ…そうだったな。お前はもう独りじゃない。私と…お腹の赤ちゃんがいるんだから。何かあったら許さないからな」

オスカルは、アンドレをベッドに再び寝かせて、少し血の気の薄いアンドレの唇に口づけた。






「ばか…。本当に約束だぞ…」



オスカルは自分の頬に、アンドレの手を当てて、

涙を流しながら、


何度も何度も





同じ言葉を言い続けた。






25話に続く
















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このイメージを現実で体験して頂きたいと思い、
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