à la recherche de l'amour 

~愛を探すひと~23 




 原作無視の、現代版オスカル、アンドレたちの物語その23話です。 





 ↓ ●下記に、企画告知あり!ぜひ読んで下さいませ● 



 アンドレの店名は ブーケ ド サボン

 bouquet de savon です。 



 2人はパワースポットのセドナから帰り、パリに戻りました。 


 愛を確かめ合った2人。 

 が、撮影で向かったロサンゼルスで事件が起こり…そして、

ロンドンでの撮影から帰ったオスカルを、抱きしめるsavon職人のアンドレ店長。


 会社設立、 オスカルの妊娠発覚。など! 


 今回の小説は、R-18ではありません。

軽く書いてるだけです(笑)


 2人の自然体のまま心のままの動きを、自然体で書きたいと思います。


 映画を見るように、読んでくださいませ。

 あ、そうそう昨日なに食べた? みたいな雰囲気が好きなので、そんな感じでしょうか 



 ●こちらから、当方のTwitterのフォローをされる場合は、必ず「アメブロを見てきました」と、一声コメント下さいませ(._.)無言フォローは、基本的にブロックしているので…(._.)

●宜しくお願い致します。


 ●SABON職人のアンドレが、オスカルの為にとこだわって作った、

 savon de Oscar

 savon de andore と言う石鹸を小説内で作ります。












 オスカルと共にラブラブで制作するオスカルをイメージに制作したSABON。


 このイメージを現実で体験して頂きたいと思い、数量限定で、Twitterの方で予約販売中です。Twitterでは告知済みです。


 ●ご予約先着10名様に、pixiv ベルばらパロの作家ノバラ様と共作させて頂きました、 セドナでオスカルとアンドレがヌードで写真を撮られたシーンのイラスト(カラー印刷A3サイズ)ポスターをプレゼントさせて頂きます!● 




 ●ご感想、たくさん頂き誠にありがとうございます(._.)● 2023年1月から○○年以上ぶりに絵の復帰をした時に前々から描きたかったオスカルがスーパーモデルだったら…あちこちの女性誌の表紙を飾り、ヨーロッパだけでなく世界中にファンがいるようなスーパーモデルだったら…と、 

 描きためたオスカルの絵をモチーフに去年、

 春前から少しずつ構想をしていました 小説を書く事は2023年4月から24年ぶりに再開しています。 詳しくはプロフをご一読くださいませ 



 そしてアンドレの職業は… 実は私の個人事業の内容です(笑) 一番今、私が詳しく知っている職業であり、大好きな作業、夢のある事業だと確信しているから。

 アンドレにこの仕事をやってもらおうと思いました 。 

 なので、アンドレが仕事の説明をしているセリフは、私が言っている事と全く同じです(笑) 


 私も、石鹸のオリンピックと呼ばれるソーパーズ カップで2度優勝しています。 


 ただ、コロナ禍になってから出店を控えて、tweetでオーダーを受けています。 



 ああでも石鹸の他に、ハンドメイドアクセサリーを作ったり、客寄せの為に(めちゃ当たる事で有名なんです)占い師もしているトコは小説のアンドレとは違うかな(笑) 



 今の私だから、書ける所まで気長に書いてみようと思います。 


 そして!いいね。や嬉しい、楽しいコメント頂き、本当にありがとうございます!



尻尾振って喜びます♥️ 



 では、どうぞ〰️✨ 






 ~🌹~🌹~🌹~🌹~🌹~🌹~🌹~🌹






 bouquet de savon 



 savon職人 アンドレの工房の名であり、


 また、店名でもある。





 先日、日本から大量生産出来るように、専用機械3台が到着し、以前開催していたsavon教室に、長年通っていた元生徒達の中で、

正社員として一緒に働いてくれる仲間が、機械の作動を覚え、アンドレが不在の時も、頑張って仕事をしてくれていた。



 今日も、材料メーカーと打ち合わせの為、アンドレは不在。 


 なので、オスカルが休憩にと、ハーブティーと、ケーキ屋に注文していたチーズケーキを、1階の工房まで持って行った。




 「お疲れ様。ちょっと休憩しないか?みなさん」 

 その声に、新人正社員達は振り返り、歓声があがる。 

 正社員は、現在5人 

 ジャン 

ラサール 

フランソワ 

ジュールピエール


 皆、大学を卒業したばかりで、こちらの給料の方が良いからと、入ったばかりの会社や、バイト先を辞めたりして来てくれた男性だった。


 あと、数人は知り合いのツテで入社するらしい。 


 表通りに面するsavonショップの店員も含めて。(ショップは、生産が落ちついたら開店予定) 





 「頑張ってくれて、ありがとう。私からも礼を言う」 





 ノーメイクに、ヒッピー系の可愛いワンピースを着たオスカルは、雑誌で見るフルメイクで妖艶な彼女とは全く違い、気さくで優しくて、気遣いの天才だと新人正社員はみな喜んでいた。



 「いえ、いつもありがとうございます。たくさん作っていかないと、お客様をお待たせする事になるんで、頑張らないとな、ってみんなで言ってます」 

 リーダー的存在のラサールが、椅子に腰かけたオスカルに礼を言った。 



 「あの…お腹の方は大丈夫ですか?」 


 「ああ、来月で6ヶ月になる」

 見た目はワンピースをいつも着ているせいか、お腹の膨らみはわからない。ただ、嬉しそうに笑う超スーパーモデルのオスカルは、幸せオーラ全開で、キラキラ輝く光の如く、眩かった。



 「あのー、先生のどこに惚れたんですか?」


 「先生?」 

オスカルが聞きなれない、先生という言葉に頭が「?」となる。


 「あ、savon教室のアンドレ先生の事です」


 「ああ!そう呼ばれてるのか?」 

オスカルは、ニヤリとした。 


 「これでも、私は以前はぶっきらぼうで、他人を全く信用しない人間だったんだが、アンドレと会って、人の優しさを知ったからかな?惚れたのは」 


 「先生は、優しいですよね。怒ってるのを見た事がありません」


 「そう言えば、そうだな。見た事がないな」


 本当だ。アンドレの怒った顔を見た事がない。いつも、向日葵みたいで、優しい笑みを浮かべている。 


 モデル業界や、知り合いの芸能人にもいなかったタイプだった。


 純粋で、誠実で、真面目で、熱心で…それでいて、夜、共に寝ると、私の身体を見事に翻弄する。 




 コホンと咳払いをして、オスカルの顔は少し赤くなった。 


 「そういえば」と、ジュールがハーブティーを置いた。 


 「オスカルさん、前のエージェントを辞めて、新会社を作りましたよね?でも、その間も、あちこちの雑誌に広告写真とか、特集とかが載ってますけど、あれは前のエージェントの仕事の、なんですか?」


 「ふふ、細かい事を聞くんだな。前のエージェントに在籍していた時に撮影したものは、まだ一年半先まで撮り溜めされてるからな。まだまだ毎月、私が載ってる雑誌は出てくる。私は子供が産まれた後に自分のモデルエージェント活動を再開する」 


 「そうなんですね。でも、マタニティのオスカルさんの写真も綺麗でしょうね。産まれるお子さんの為にも撮影すればいいのに」

 そう言われれば、そうだな。

 妊婦の私の身体を撮影して、雑誌掲載してみたいな。アンドレはなんて言うだろうか。

 駄目だ!と言うかな…。 

 そう妄想している間に、 



 「ただいま」と、ショップのドアの涼やかな日本製の鋳物の鳴り物がシャランシャランと鳴り、アンドレが帰ってきた。


 「お帰り、アンドレ先生」 


 「先生?なんで?」 


 「内緒だ♡」 

2人は社員の前で、キスをする。社員たちが、わあ!とざわめいた。


 「あ、ごめん。いつものクセで…」 

アンドレは照れた。 


 「商談、上手くいったよ。あ、いま注文数どのくらいきてる?」 

オスカルが、パソコンをみると

 「16万個位…」言いにくそうにオスカルが呟いた。


 でも、アンドレは 

「世の中には、何年も待ってもらって作る作品も結構あるし。お客様のメールみたら、一年でも二年でも待ちますと書いてあるのも結構あった。急いで作る作品より、丁寧に作りたいから、機械を購入して良かったよ。な、みんな」


 「はい!」

 社員たちが、みな楽しそうに答えた。 

 「頼もしい社員だな」


 「ああ。真面目で、熱心な子達ばかりだよ」


 「……そういえば、アンドレ。今度、蚤の市に出店するって言ってたが、本当に出るのか?」


 オスカルは、デスク前に腰かけたアンドレに、ハーブティーを出すと、聞いてみた。


 「次の蚤の市で、最後にしようと思う。顧客は店に来てくれればいいし。ネット注文作るだけで、精一杯だから。…蚤の市、楽しかったんだけどね…仕方ないよ、これは」 


 「私も、蚤の市の雰囲気が好きだった。でも、私との結婚が世間的に知られたから、アンドレ1人で行くのは、もう、危ないと思う」 


 「危ない?なんで?」 


 「いや、なんとなく…。私のお願いだ。ボディーガードを1人か2人は付けてくれ。頼む」

 少し考えていたが、アンドレは快諾した。 






 「オスカル、出来たよ」 

 キッチンから、カートに乗せて美味しそうな料理がやってきた。 

「時間がなかったから、今日は家庭料理だけど」 


 作ってきたのは野菜たっぷりの、

ラタトゥイユ 

 ほうれん草とキャロットのキッシュ 

 じゃがいものガレット

 鶏肉と3種類のきのこの、フリカッセ 


 アンティークな皿にどれも盛り付けるので、おしゃれにみえる。 


 「やっぱり、アンドレは料理人にもなれるな。本当に美味しそう!」 

オスカルは、夫の頬にキスをした。


 「料理は、昔から好きだったからね。でも店を開く程じゃないよ。上には上が山ほどいるからね」 


 「上は上に任せればいい。アンドレにはアンドレでしか作れない、優しい味がある」

 オスカルは、キッシュをフォークに刺して、アンドレに食べさせた。 


「うん。我ながら旨い」 


 「ほら!やっぱりな。savonショップのスペースがかなり広いから、70%スペース確保して、昼だけ軽くランチが出来るカフェを作ったらどうか?」 


 「うん…考えとくよ」 


 「こら。ちゃんと考えて」 


 「うん…」 


 上の空である。 



 オスカルは、ムッとして 

 「私が言った事、おかしいか?」と聞いたので、アンドレはヤバい!と彼女の顔を見た。


 「savon生産量がいま大変だからさ、もう少し待って。ちゃんと考えるから」 


 「…わかった…」




 食事が終わりティータイム。 


 「あ、そうだ。今週末、最後の蚤の市参加するから。あそこでお世話になった仲間にも、挨拶したいし、顧客様にもお礼と、新住所の名刺を渡したいし…」 


 「じゃあ、ボディーガードを1人付けるぞ。これはゆずれない」 


 「……わかったよ、オスカル。心配性なんだから」 


 「お前は、私の大切な夫だからな。心配しない筈がないだろう?」


 「わかってるよ。ありがとうな奥さん」


 「お……!奥さん…」 

 オスカルは初めて言われて、顔も耳も真っ赤になった。 

アンドレは嬉しそうに、椅子をオスカルの隣に近づけて座る。


 手が、ワンピース越しのオスカルのお腹へと行く。 


 「オスカルの誕生日の頃には7ヶ月になるんだな。その頃には急に膨らみが出てくるってラソンヌ先生が言ってた」 


 「ああ。そうみたいだ」 

オスカルは、思い出した。 


 「提案なんだけど。私の妊婦の身体を写真に収めたい」 


 「え!?」 


 「妊娠は神秘だ。記念にしたいんだ。いいか?」 


 「いいけど…。もう裸はだめだよ?風邪を引いたらいけないから」


 あ。やっぱり。裸はだめなんだ。

 オスカルは、見破られた悔しさが顔に出た。


 「ヒッピーの可愛いワンピースなら、ママンらしくていいと思う」 


 「アンドレは?」 


 「え!?俺も?」 


 「当たり前だ。この子の親だぞ。お前もヒッピースタイルか?」


 「俺は普段着でいいよ」


 「どうして?」 


 「素敵な奥さんの方を目立たせたいじゃないか」 


 それは、アンドレの優しさ。

 オスカルには判る。 

もう、あれこれ口出しするのは止めた。 


 「じゃあ、私の誕生日に、撮影しよう」 


2人は、キスをして約束した。 

 「さあ、週末の最後の蚤の市、頑張るぞ」 

 アンドレは、オスカルを抱き上げ 


「お風呂行こう。洗ってやる」と、



ニコニコしながら



バスルームに向かうのであった。 




 24話に 


 続く 









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 savon de Oscar

 savon de andore

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