あなたがあなたらしく

生きるための歯科医療。

歯科医師・口腔カウンセラーの

佐藤恭子です

 

ちょっと久しぶりの投稿です。

先日、日本全身咬合学会の

公開講座で教育講演の講師を

担当しました。

そのプレゼンの準備に

時間をかけてしまいました。

 

今日は、

その公開講座の中で

中村佐和子歯科医師がお話された、

赤ちゃんの時からの

不正咬合予防について

重要なポイントを共有します。

 

最近の子供の歯並びに

ディープバイトがとても多いので、

予防する方法について

伺いました。


先生は、

“してはいけない”注意として、

“ながら授乳”を挙げました。

 

“ながら授乳”とは、

何かをしながら授乳することです。

特にスマホの“ながら授乳”は、

母親がスマホに

気を取られだけでなく、

赤ちゃんの抱き方や位置関係が

適切でなくなることが問題です。

 

赤ちゃんがおっぱいを

深くくわえることができない姿勢に

なりやすいため、

そのことが口腔の機能の発達に

悪影響をあたえ、

ひいては不正咬合の原因となる

ということです。

 

健全な咬み合わせを

育成するためには、

赤ちゃんの時からの

口腔機能の正しい使い方が

大切です。

 

中村先生のアドバイスを心に留め、

赤ちゃんの健康な成長を

サポートしましょう。

 

写真は、ディープ バイトの

治療前後です。

乳歯の時には、

下の前歯が見えませんでしたが、

舌機能の育成で、

生え替わりには、

かみ合わせの高さができて、

下の前歯が見えるようになりました。