あなたがあなたらしく

生きるための歯科医療 

歯科医師・口腔カウンセラーの

佐藤恭子です。

 

<患者様の声> 

本日は、72歳の

女性患者様がメンテナンスのために

来院されました。

パントモグラフィー

(全体の歯並びが映るレントゲン写真)を

ご覧になりながら、

こんなお言葉をいただきました。

 

「治療中は

『その部分も治療するのですか?』

と疑問に思っていました。

しかし、今となっては

治療しておいて本当に良かったと

感じています。」

 

<私の治療方針>

 このようなご質問は、

私の治療を受ける多くの患者様から

いただきます。

今回の患者様は、快適な義歯を

ご希望で来院されましたが、

計画は予想外の方向に進みました。

壊れていないかぶせ物を

取り替えた後に、

義歯を作成することになったのです。

 

<義歯の真の目的>

なぜこのような手順を

踏むのかというと、

良く噛める義歯を作るためには、

アゴの動きに合わせた噛み合わせが

必要だからです。

 

義歯は単に、歯がなくなった場所を

埋めるためのものではありません。

それは、失われた歯に代わり、

再びおいしく食事を楽しんで

いただくための大切な

人工臓器なのです。