あなたがあなたらしく
生きるための歯科医療。
歯科医師・口腔カウンセラーの
佐藤恭子です。

子供の歯列矯正については、
進路や職業を自分自身で
選べる子になって欲しい。
という願いをもっています。

子供の歯列矯正に
大人と同じレベルの分析をするのも
本来生えるはずであった歯並びを
目指すためです。

先日、そんな思いを
「10年後の君たちへ」という表題で
ブログしました。

その矢先、
今日の某新聞の身の上相談に
大学4年生の女子学生の相談が
取り上げられていました。

要約すると、
「私は、高校も大学も
 偏差値で決めてきました。
 現在は、いわゆる良い会社に
 内定しています。
 けれども、その仕事が
好きな訳でもなく、
 ずっとそこで働いていくかは
 疑問です。
今でもネットであれこれ、
 自分の好きな事を探していますが、
 見つかりません。
 自分の好きな事や興味のある
 友人たちを見るとうらやましいです。」
というものでした。

その記事を読んで思ったことは、
この方は、好きなことは
どこか自分の外にあると考えていて、
探していらっしゃる。

けれど、自分の好きなことは、
実は、自分の中にあるのです。

本人が気づいていない時であっても、
好きなことに出会うと、

アッ それにしよう!
それになりたい!
と、ピンとくるのです。

ピンと来るためには、
心のピントが、
自分と合っていなければなりません。

自分自身がピンボケ状態では、
何を見ても
ピンと来ないのです。

矯正治療の卒業生達を見ていると
きれいで良い咬み合わせを
得ることの大切さを感じます。