あなたがあなたらしく

生きるための歯科医療

歯科医師・口腔カウンセラーの

佐藤恭子です。

 

 

 

このところ、立て続けに

子供の頃に歯列矯正をした人達が

来院しています。

年度がわりで、進路が変わることも

関係しているかもしれません。

社会人になって何年か

働いている人をはじめとして、

これから就職活動の大学生

進路を決めている専門学校の学生等。

 

彼らに会って、

改めて確認できるのは、

ほとんどの人が、

学校の進路や就職を

自分で決めているという事実です。

 

 

私は、彼らのことを

<矯正の卒業生>と呼んでいますが、

彼らは、時期が来ると自然に

なりたい職業につながっていく

進路に気持ちが向いていくようです。

 

子供の矯正の目指すところは、

「もし、この子の歯が

ちゃんと生え変わったとしたら、

どんな歯並びになるはずだったの?」

という、いわば、

その子の本来の歯並びです。

 

治療の開始時期である

小学校の低学年から

12才臼歯が噛み合うことを

確認するまでの長い期間

かかわってきた子供たちの

成長した姿は、

「10年後の君たちへ」

という気持ちで続けてきた

取り組みの答えでもあります。

 

子供の時に矯正治療をする事は

自分らしく生きる力を

備えさせられる手だての一つです。

 

6歳11ヵ月

 

13歳3ヵ月