あなたがあなたらしく生きるための
歯科医療

歯科医師・口腔カウンセラーの
佐藤恭子です。

68才の男性 T・Yさんの異変に
気付いたのは、足の勝手な動きです。

歯の治療をする時に、
足が、ピクピクパタパタ
勝手に動いていたのです。

「どうしたのですか?」と伺うと、
パーキンソン病で脳神経内科の
専門医にかかっているとの事でした。


パーキンソン病というのは、
脳の中の黒質というところが、
ドーパミンを出さなくなるのが
原因とされていまが、
その原因は不明とされています。

ドーパミンが不足すると、
思うように動けなくなる一方、
勝手に動いてしまうなど、
コントロールがきかなくなります。
そして、やがて動けなくなる
難病として知られています。


そこで、病院で撮ってあった
脳のCTをお借りして、
黒質の見える脳断面を出し、
歯科由来の金属をチェックしまし。

すると、予想通り、
何種類もの歯科重金属の
反応が感知されました。

そこで、T・Yさんにお話しして、
口の金属をはずし始めました。
せっかくですから、
痙攣に影響力の大きい歯から
取り外していきます。
すると、外したとたんに
足の痙攣が小さくなる。
といった事も起こり、
これには、T・Yさんも
驚いてしまいました。

このようにして、まず、口の中の
金属を取り外し、
その後、重金属を体の中から捨てる
デトックスも終わりました。

見違えるように、勝手な動きが
少なくなったT・Yさんは、
「金属っていうのは、本当に
恐ろしいですね。」と、
今でも、よくおっしゃいます。

もちろん、
パーキンソン病に関わる要因は
金属だけではありません。
けれども、黒質に沈着した金属が
大きな要因になっていることは
確かにあると思われます。



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佐藤恭子

医療法人 悠水会 佐藤歯科クリニック
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